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専門職業人として看護の対象を適切にとらえ、質の高い看護を提供できる看護職員を育成する
日本看護協会「看護師のまなびサポートブック」により看護師が看護実践を行うために必要な能力を「看護実践能力」とし「専門的・倫理的・法的な実践能力」「臨床実践能力」「リーダーシップとマネジメント能力」「専門性の開発能力」の4 つの能力で構成されることが示された。また、「看護実践能力習熟段階」は、必要に応じ助言を得て実践する「新人」から、より複雑な状況において創造的な実践を行い、組織や分野を超えて参画する「Ⅳ」までの5 段階で各能力の習熟段階が示されている。当院では日本看護協会で示された看護実践能力習熟段階に合わせてキャリア開発ラダーを2024 年度から更新した。院内研修にラダーレベル取得のための必須研修を設定し、院内研修をラダーレベル取得との連動性を持たせる仕組みとした。

院外教育は、日本看護協会主催の研修、埼玉県看護協会主催の研修、自治体病院主催の研修、その他企業等が主催する研修などに主体的に参加できるように支援している。また、学会等については、発表者及び共同研究者が参加できるように支援し、自己研鑚できる機会を提供している。
厚生労働省が示した「新人看護職員研修ガイドライン」を参考に、基本的な看護実践能力を習得できる研修プログラムとしている。研修期間は概ね1年間とし、新人看護職員支援体制によって、病院全体で新人看護職員を教育・支援する体制を整えている。
目的
社会人・専門職業人としての姿勢と態度及び知識・技術を学習し、安全で安心な看護ケアを提供するための基本的な看護実践能力を獲得する。

新人の職場適応を支援するメンターと、臨床実践能力の向上を支援するエルダー、新人を見守るスタッフと全ての看護職員が新人看護師に関わっていく体制となっている。

臨床実践に求められる能力を段階的に表現したもので、各看護師が主体的にキャリア開発を目指す指標であり、看護職の臨床実践能力の評価基準とするものである。
キャリア開発ラダーとは、臨床実践に必要な能力(求められる能力)を段階的に表現したものであり、当看護部では、看護師個々が主体的にキャリア開発を目指す指標であるとともに、組織においては看護職の実践能力の評価基準としている。臨床看護の実践レベルの評価基準としては、日本看護協会版「看護師のクリニカルラダー」を導入している。
「個々の看護者が社会のニーズや各個人のニーズ能力および生活(ライフサイクル)に応じてキャリアをデザインし、自己責任で目標達成に必要な能力の向上に取り組むことである。 また一定の組織の中でキャリアを発達させようとする場合は、組織の目標を踏まえたキャリアデザインとなり、組織はその取り組みを支援する必要がある」といわれている。