ページの本文です。
当院の基本方針に「救急、周産期母子、がん医療を積極的に推進する」と謳われています。この方針を実現すべく平成13年10月周産期母子医療センターが開設されました。3階建ての旧周産期母子医療センターは、1階が外来部門で産婦人科外来と新生児内科のフォローアップ外来、2階は母体・胎児部門(産科担当)、3階はNICU/GCUを含めた新生児部門(新生児内科担当)という構成で、主に産婦人科の産科部門と新生児内科の二つの科で運営されていました。
2019年12月の新病院オープンに伴い、周産期母子医療センターは新病院の5階フロアに移り、名称を「成育母子医療センター」と変更しました。従来の母体・胎児病棟(産科)、新生児病棟(新生児内科)、周産期外来(産婦人科、新生児内科)に、小児病棟(小児科、小児外科系)を加えたフロア型母子医療センターになり、母親の妊娠期、児の胎児期から新生児、乳児、幼児、学童、思春期、成人期と切れ目のない医療を提供できる体制になっています。
所長 池田 一成
一人一人完結型のブース仕様となっており、プライバシーの保護にも配慮しております。また待合も、婦人科と産科で様々な疾患の方に配慮した空間をもうけております。
外来・診療エリア
病棟エリア
平成24年5月より埼玉県内では初めての試みとして産科機能的役割分担を明確にした当院独自のセミオープンシステムが稼働しています。
対象は当院に受診されたリスクの低い妊婦さん、分娩施設を持たないクリニック等に妊婦健診中で当院での分娩を希望される妊婦さん、分娩施設で受診され分娩時のリスクが予想される妊婦さんです。いずれも当院初診時にリスクスコアをつけていただきます。さらに妊娠初期に当院で医療連携共通カルテ(妊婦自身が常時携帯)を作成し、妊婦さんが希望される近くの1次診療施設へご紹介し、妊婦健診を受けていただきます。妊娠期間中は夜間休日を問わず緊急時は24時間体制で当院が責任を持って対処するシステムです。
その後一番リスクが高い時期にあたる妊娠35週前後から分娩までは当院で管理対応 し、出産後の健診はご希望によりもとの1次診療施設へ再度紹介し受診していただきます。
このシステムの利用により妊婦さんもより近くの医療施設での健診ができるようになります。また当院での外来の混雑を軽減し、より多くの時間をハイリスク妊娠の診療に充てることができ、母体搬送・救急搬送への受け入れ対応も充足可能となります。
また、さいたま市内の産科病診連携システムがさらに円滑に密に機能し、妊婦さん にとってより利便性があり、安全で安心した妊娠、出産、育児ができる環境作りとなることをめざしております。
妊娠おめでとうございます。
私たち病院スタッフ一同、皆様が健康な赤ちゃんを無事出産されるためのお手伝いができることを大変うれしく思っております。
私たちは以下のことを目標に対応しております。
ご妊娠おめでとうございます(リーフレットPDF形式 3,336キロバイト)
ご妊娠おめでとうございます。このたびは当院にご来院いただき有難うございます。私たちスタッフ一同皆様が無事ご出産されることを心より 願っております。
さいたま市の病院として市民の皆様のニーズに答えるため、また私たちの目標であります安全性と快適性を提供するためスタッフ一同努力をし ております。
そこでさいたま市の周産期医療の維持のため当院の果たすべき役割を考え、 以下のことをご提案(お願い)させて頂きたいと思います。
何卒宜しくお願い申し上げます。
さいたま市立病院産婦人科