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子ども患者さんの権利

さいたま市立病院では、子どもの患者さんの権利を守るために「子ども患者さんの権利」を定めています。私たちは、この「子ども患者さんの権利」を守り、子どもの患者さんに安全で安心できる医療を提供します。

〇あなたは、病気や障害、年齢などに関係なく、人として大切にされ、病気にかかったときには、あなたにとって一番良い治療を第一に考えてもらうことができます。そして、必要な訓練を受け技術を身につけたスタッフから、できるだけ不安のないようなやり方で、こころやからだの健康のために必要なお世話を受けることができます。

〇あなたは、医療を受けるとき、お父さん、お母さん、またはそれに代わる人とできる限り一緒にいることができ、病気や障害、その他あらゆる面において差別されることなく、こころやからだを傷つける行為から守られます。また、どんなときも、年齢や症状などにあった遊ぶ権利と学ぶ権利を持っていて、あなたらしく生活することができます。

〇あなたは、自分の健康を守るためのすべての情報について、わかりやすい方法で、説明をしてもらうことができます。そして、あなた自身の方法で、自分の意思や意見を伝えることができ、できるだけその気持ちや希望、意見の通りにできるように努力してもらえます。
 あなたの気持ち・希望・意見の通りにすることができない場合は、その理由などについてわかりやすい説明を受けることができ、その理由が納得できないときは、さらにあなたの意見を伝えることができます。

〇あなたのからだや病気のことは、あなたにとって大切な情報であり、あなたらしく生活をすることを守るために、他のひとに伝わらないように守られます。また、あなたのからだや病気、障害のことを他のひとに伝える必要があるときには、その理由とともに伝えてもよいかをあなたに確認をします。


令和5年9月 制定

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