ページの本文です。

看護部長ご挨拶

　このたび2024年4月1日付で看護部長を拝命いたしました。ここに謹んでご挨拶申し上げます。
　看護部の理念は「看護を必要とする全ての人々を対象に、科学的根拠に基づいた高度な看護実践を通し、患者の潜在的治癒力を最大限に引き出して、各人にとって最適な健康状態を生みだすことに努力すること」です。その理念に基づき私たちは、患者さん一人一人に思いを寄せて「その人らしく生きることを支える」看護ができるように考え、学び続けることが必要です。「その人らしさって何だろう」「できることがもっとあるのでは」と常に考え、看護の力を信じ、話し合うことができる看護部でありたいと思います。
　いま日本社会は、少子高齢化や疾病構造の変化、価値観の多様化などから医療ニーズは以前にもまして高度化、複雑化しています。変化するニーズに対応するために、私たち看護職は専門的知識と技術のほかに、高い倫理観や人間力が必要とされています。「出会い」と「生命（いのち）の尊さ」を大切に、臨床現場でのちょっとした気づきを大事にし、意見が出しあえる風土や前向きに取り組むことができる職場づくりを目指しています。また、看護部では様々な働き方に合わせた柔軟な取り組みを行っています。職員が健康で働きやすい職場環境を常に考え、時代の変化を恐れずに、様々な意見を取り入れていきたいと思います。

看護部長　原　朋子

このページの先頭へ