ページの本文です。

診療内容

診療内容

 入院診療は一般床の6A病棟固有床を中心として、ICU/HCUといった集中治療室や医師会との開放型病棟と連携して行っています。主な対象疾患は心不全、虚血性心疾患、不整脈、急性大動脈解離、心臓弁膜症、肺塞栓症、感染性心内膜炎、心筋炎などです。得られた知見を基に、学会・研究会などを通じて世界に発信しています。
 ハートチームとして心臓血管外科を含む多職種との合同カンファレンスを適宜行い、密接な情報交換・共有を行って患者さんを包括的に診察、治療しています。
 治療・検査は日本国内で行われる標準的なものはほぼ全て行っています。代表的なものは急性肺水腫に対する非侵襲的陽圧呼吸(NPPV、ASV)、急性心筋梗塞や狭心症に対する冠動脈形成術(PCI)、不整脈に対する電気生理学的検査・カテーテルアブレーション、植え込み型心電計、恒久的ペースメーカー移植術、リードレスペースメーカー移植術、植え込み型除細動器(ICD)移植術・両心室同期ペースメーカー(CRT)移植術で、冠動脈以外の末梢血管形成術(腎動脈狭窄、下肢の閉塞性動脈硬化症等)も積極的に行っています。

【医療設備】
冠動脈造影室(2室)、リハビリテーション室、血管内超音波装置、経皮的心肺補助装置(PCPS)、大動脈バルーンパンピング(IABP)、電気生理学的検査設備、心エコー図検査装置(2次元および3次元経胸壁心エコー、経食道心エコー、ドブタミン負荷心エコー図検査)、心臓CT(MDCT)、心臓MRI、トレッドミル負荷心電図検査装置、心臓核医学検査装置 など

施設認定

日本循環器学会指定循環器研修施設
不整脈専門医研修施設
植え込み型除細動器認定施設
両心室同期ペースメーカー移植認定施設
ローターブレーター認定施設

臨床実績

2021年の治療件数は下記のとおりです。

冠動脈インターベンション 待機的症例128件
緊急症例   76件
カテーテルアブレーション 129件

ペースメーカー植え込み術

79件
ICD植え込み術 6件
両室ペーシング(心臓再同期療法) 11件

このページの先頭へ