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青少年のからだは常に変化しており、スポーツ活動は健康につながることが多いですが、やり方によっては将来につながる障害をきたすことがあるので注意が必要です。
成長期前の小児の骨は未発達で、成長軟骨(骨端線)周囲は特に外力に弱く、軽微と思われた外傷でも、骨折しているケースが比較的多く見られます。骨端症や足根骨癒合症など広く周知されていない疾患がかくれている場合もあり、適切な治療を行わないことにより、回復が遅れてしまったり、重篤になると骨の変形をきたす場合もあります。
成長期では、骨の成長に対して、筋肉などの伸長が遅いために、筋肉が骨に付着する部分の付着部炎や、いわゆる成長痛を起こしやすく、また、関節が硬くなりやすく、より大きなけがにつながることがあります。そのため適切にからだの評価をして、コンディショニングを整えることがとても大事です。
当センターでは、青少年の外傷、長く続く痛みについて、適切に評価、診断を行い、治療、および再発予防のためのリハビリテーションを行っております。お気軽にご相談ください。
(適応疾患)
・腰椎分離症
・腰椎椎間板ヘルニア
・リトルリーグ肩
・野球肘
・マレット骨折
・舟状骨骨折
・上/下前腸骨棘剥離骨折
・大腿骨頭すべり症
・オスグッド・シュラッター病
・ジャンパーズニー・ランナーズニー
・有痛性分裂膝蓋骨
・タナ障害
・膝円板状半月
・半月板損傷
・前・後十字靭帯損傷
・足関節靭帯損傷・足関節剥離骨折
・三角骨障害
・足根骨癒合症
・有痛性外脛骨
・足部疲労骨折、Jones骨折
・母趾種子骨障害
・シーバー病
・足底腱膜炎
など