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更新日付:2024年10月31日 / ページ番号:C013029

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン定期予防接種のお知らせ

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このページは、小学6年生~高校1年生相当の女子の方向けの内容です。
平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれまでの女性のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンのキャッチアップ接種については、こちらをご覧ください

高校1年生相当(平成20年4月2日~平成21年4月1日生まれ)の方へ

チラシ
  • 無料(公費)で接種できる期間について
    無料(公費)で接種できるのは、令和7年3月31日までです。
    ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンのキャッチアップ接種は合計3回で、令和7年4月1日以降の接種は全額自己負担となり、1回あたり3万円程度の費用が生じることがあります。
  • 10月以降に初回の接種を開始する場合
    無料期間中に接種の完了(合計3回)を希望する方は、短縮したスケジュール(最短4か月)で接種できる場合があります。
    10月以降に初回接種を希望する場合は、11月中旬までに、必ず事前に医療機関へご相談ください。
    ※接種を受ける方の体調等を考慮し、医師の判断により、短縮したスケジュールで接種できない場合もあります。
  • 注意事項
    接種当日の体調等により、予定通りに接種を受けられない場合もありますので、余裕をもって接種日程をご検討ください。

ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がんについて

  • ヒトパピローマウイルス(HPV)とは
    ヒトパピローマウイルス(以下、HPV) は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
     
  • 子宮頸がんとは
    子宮頸がんは、子宮頸部(子宮の出口)にできるがんで、日本では年間約11,000人が発症し、約2,900人が亡くなっています。若い世代の女性のがんの中で多くを占めます。
    子宮頸がんは、HPVの感染によっておこるといわれています。HPVには200種類以上のタイプがあり、子宮頸がんの原因となるタイプは少なくとも15種類あることが分かっています。
    発がん性HPVに感染しても、多くの場合、感染は一時的で、ウイルスは自然に排出されますが、ウイルスが排出されずに感染した状態が長期間続く場合があります。そのうち、ごく一部のケースで数年から十数年間かけて前がん病変(がんになる手前の細胞)の状態を経て子宮頸がんを発症します。この間に子宮がん検診を受診することで、前がん病変を早期に発見し、治療することが可能です。子宮がん検診については、こちらをご覧ください

子宮頸がんの部位ワクチンと検診で子宮頸がん予防

HPVワクチンの定期予防接種について

はじめに

HPVの感染の一部を防ぎ、子宮頸がんを予防するための方法として、HPVワクチンの定期予防接種を受けることができます。
接種を検討されている方は、以下のリーフレットを必ずお読みいただき、このワクチンの有効性とリスク等を十分ご理解いただいた上で、母子健康手帳等で接種歴を確認し、体調の良い時に接種を受けてください。

小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ 9価HPVワクチン接種のお知らせ HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ
概要版
概要版表紙
詳細版
詳細版表紙
9価HPVワクチン接種のお知らせリーフレット(定期接種版) 接種後表紙

HPVワクチンについて詳しく知りたい方は、以下の厚労省のホームページをご覧ください。

1.対象者

接種日時点でさいたま市に住民登録がある、小学6年生~高校1年生相当の女子
※令和6年度対象者:平成20年4月2日生~平成25年4月1日生

2. 接種を受けられる期間

高校1年生相当の年度の3月31日まで
※3回の接種を終えるまでのスケジュールは、こちらをご覧ください。接種される方のライフスタイル・体調などと照らし合わせ、なるべく早いうちに接種を終えましょう。

3. 接種を受けられる場所

さいたま市定期予防接種実施医療機関
一覧は、こちらをご覧ください
※事前に電話等で予約してください。
※医療機関のワクチンの在庫状況や休診日等により、希望する日に接種できないことがあります。具体的なスケジュールについては、接種医とご相談ください。
※市内の実施医療機関以外で接種を希望する場合は、こちらをご覧ください

4.費用

無料
※接種を受けられる期間を過ぎた場合、原則全額自己負担となり、3回で6万~10万円程度の費用が必要となります。

5.必要なもの

  • 予診票
    9価ワクチンの記載がない予診票は、以下の記載例のように追記することで9価ワクチンの接種を受けることができます。
    予診票追記
  • 母子健康手帳
  • 健康保険証
  • 接種を受ける方の住所が確認できる書類(マイナンバーカード、子育て支援医療費受給資格証等)
  • 保護者が同伴しない場合の同意書
    接種を受ける方が16歳未満で、保護者の方が同伴しない場合のみ必要です。様式は、こちらをご覧ください
    なお、満16歳以上の方は、本人の意思のみで接種を受けることができるため、同意書は不要です。

6.ワクチンの種類と効果

現在、日本国内で使用できるHPVワクチンの種類は以下のとおりです。
HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。また、接種が進んでいる一部の国では、子宮頸がんそのものを予防する効果があることもわかってきています。

ワクチン 接種回数 効果
サーバリックス
(2価ワクチン)
3回 子宮頸がんをおこしやすい種類であるHPV16型と18型の感染を防ぎ、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
ガーダシル
(4価ワクチン)
シルガード9
(9価ワクチン)
1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合:2回
1回目の接種を15歳になってから受ける場合:3回
子宮頸がんをおこしやすい種類であるHPV16型、18型 、31型、33型、45型、52型、58型の感染を防ぎ、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

7. 接種スケジュール

いずれのワクチンも、1年以内に接種を終えることが望ましいとされています。
具体的な接種スケジュールについては、接種医とご相談ください。
※HPVワクチンは不活化ワクチンのため、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。

国が示している標準的なスケジュール

HPVワクチン標準接種

※1 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
※4・5 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※4)、3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上 (※5)あけます。

無料(公費)で接種可能な最短のスケジュール(高校1年生相当の方向け)

最短スケジュール

  • サーバリックス
    最短5か月で接種完了
    2回目:1回目の接種から1か月以上の間隔 3回目:1回目の接種から5か月以上の間隔かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔
  • ガーダシル・シルガード9
    最短4か月で接種完了
    2回目:1回目の接種から1か月以上の間隔 3回目:2回目の接種から3か月以上の間隔

8.相談窓口

接種前後に不安や疑問があるとき

埼玉県産婦人科医会が、HPVワクチンや、ワクチン接種前後の不安や疑問についてのオンライン相談窓口を開設しています。
スマートフォンやパソコンの画面を通じて、HPVワクチンや子宮頸がんに精通した専門の産婦人科医師に無料で相談することができます。
詳しくは、以下のホームページをご覧ください。

HPVワクチン接種後に気になる症状が出たとき

HPVワクチンの接種後に生じた症状について、より身近な地域において適切な診療を提供するため、厚生労働省が各都道府県に協力医療機関を選定しています。  
詳しくは、以下のホームページをご覧ください。

※まずは接種医療機関など、地域の医療機関にご相談ください。また、協力医療機関の受診については、接種医またはかかりつけ医にご相談ください。

問い合わせ先

  • 西区役所保健センター 電話番号048-620-2700 ファックス048-620-2769
  • 北区役所保健センター 電話番号048-669-6100 ファックス048-669-6169
  • 大宮区役所保健センター 電話番号048-646-3100 ファックス048-646-3169
  • 見沼区役所保健センター 電話番号048-681-6100 ファックス048-681-6169
  • 中央区役所保健センター 電話番号048-840-6111 ファックス048-840-6115 
  • 桜区役所保健センター 電話番号048-856-6200 ファックス048-856-6279
  • 浦和区役所保健センター 電話番号048-824-3971 ファックス048-825-7405
  • 南区役所保健センター 電話番号048-844-7200 ファックス048-844-7279
  • 緑区役所保健センター 電話番号048-712-1200 ファックス048-712-1279
  • 岩槻区役所保健センター 電話番号048-790-0222 ファックス048-790-0259

この記事についてのお問い合わせ

保健衛生局/保健所/感染症対策課 予防接種推進係
電話番号:048-840-2211 ファックス:048-840-2230

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