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更新日付:2024年3月28日 / ページ番号:C060918

木漏れ日の中のシュンラン(4月の自然庭園では)~みぬま見聞館トピックス~

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このページでは大宮南部浄化センター・みぬま見聞館のトピックスを紹介をします。

木漏れ日の中のシュンラン(4月に自然庭園で観察できる動植物について)

自然庭園では、冬ごもりの虫たちが地中から這い出てくることを意味する「啓蟄」(けいちつ)を過ぎ、花残月(はなのこりづき)の別名が示すように、桜をはじめ様々な花々を楽しむことができる季節を迎えようとしています。
今月は、そんな自然庭園で、木漏れ日が差し込む木陰に、ひっそりと可憐な花を咲かせているシュンランについて、お話をさせていただきます。

シュンランは、北海道から九州までの広い範囲に生息し、埼玉県では、準絶滅危惧のカテゴリーにランクされています。
花は、蝶が羽を広げたようなラン科の特徴的な形をしていて、淡い黄緑色の3枚の萼片(がくへん)と2枚の側花弁(そっかべん)、赤紫色の斑点模様の1枚の唇弁(しんべん)を持ち、中心におしべとめしべがまとまった蕊柱(ずいちゅう)と呼ばれる器官があります。
名前の由来は、春に咲く蘭からと言われていますが、古くは「らに」と呼ばれていて、唇弁(しんべん)に点在する斑点模様からホクロとか、萼片(がくへん)がほっかむりをしているおばあさんと白いひげのおじいさんに見えることから爺婆(ジジババ)とか、拳骨挟み(ゲンコツバサミ)、天狗花(テングバナ)などと呼ばれることもあるそうです。
香りは、3大フローラルノートと呼ばれる良い花の香りの代表であるバラ、ジャスミン、スズランのうち、ジャスミンやスズランに似た甘い香りがします。また、その香りの成分であるジメチルハイドロキノンには、覚醒効果もあるそうです。
他にも、花を梅酢に漬けてから塩漬けしたものを、お湯に入れた蘭茶は、大切なお客様のおもてなしに、根を指でもみ、お餅のようになったものは、あかぎれの薬に、果実は止血にと、様々な利用価値のある植物でもあります。

1月の放送でご紹介した、現代の年号である令和の語源ともなった万葉集の歌「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く、風和(かぜやわら)ぎ、梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」のランは、このシュンランであるともいわれています。

本来、植物は光合成を行うのが普通なのですが、ラン科の植物は、その進化がとても面白く、完全に光合成により養分を得るもの、光合成と他の植物や根に共生する菌類から養分を得るもの、光合成をすることを放棄し、成長に必要な養分を別の生物に依存するものなどに分かれるそうです。
シュンランは、光合成を行うとともに、共生する菌類からも養分を得ている部分的従属栄養植物なので、冬や早春でも十分な栄養を確保することができ、開花することができるのだそうです。
ちなみにシュンランの花言葉は、飾らない心、控えめな美、気品です。

残念ながら日本のシュンランは、中国のシュンランに比べ、香りが薄いようですが、観賞用の蘭と比べ、とても地味なようで、実は美しく気品にあふれたシュンランの花を見に「みぬま見聞館」の自然庭園を訪れてみてはいかがでしょうか。

リュウキュウカンヒザクラ

シュンラン

自然庭園では今年も健在です

シジュウカラ

シュンランの花

美しく気品にあふれています

ヒトリシズカ

ニリンソウ

名のとおり2輪ずつ花が咲きます

ギシギシ

ボケの花

たくさんの花を春先から咲かせます

アメリカヤマボウシ

アメリカヤマボウシの花

いわゆるハナミズキの花です

タチツボスミレ

タチツボスミレの花

薄紫色の花が静かに咲いています

シジュウカラ

ヒメオドリコソウ

ちょっと散歩をすると出会える花です

ヒトリシズカ

ヒトリシズカの花

自然庭園でもひっそりと咲きます

アケビ

アケビの花

花もキレイですが実がなるのが楽しみです

ヤマブキ

ヤマブキの花

一斉に咲き誇る様子は圧巻です

ユキヤナギ

ユキヤナギ

満開の様子は名のとおりです

キジムシロ

キジムシロの花

キレイなカタチ、鮮やかな黄色の花です

お知らせ

    みぬま見聞館のご利用にあたりましては、基本的な感染対策など以下のとおりとしていますので、ご参考ください。
    ※ご利用にあたっては、関連ダウンロードファイルもしくは下記リンク「みぬま見聞館をご利用いただく方へ、感染対策について」をご覧ください。
    みぬま見聞館をご利用いただく方へ、感染対策について」(PDF形式64キロバイト)

    「春の自然観察・環境学習会」開催のお知らせ
    みぬま見聞館では令和6年4月21日日曜日に、「春の自然観察・環境学習会」を開催します。
    今回は埼玉県生態系保護協会の研究員の方を講師に迎え、自然庭園で春の訪れとともに芽吹いた植物や動き出した生きものを探して観察するなど、自然や環境の大切さを学びます。
    対象は、さいたま市在住・在学の小・中学生とその保護者10組で、先着順となっています。
    申し込みは、令和6年4月2日火曜日から、大宮南部浄化センター窓口もしくはお電話にて受付します。
    詳しくは、さいたま市のホームページに掲載しています。皆様のご参加、お待ちしています。

    「みぬま見聞館だより」の発行
    令和6年3月1日に「みぬま見聞館だより第71号」を発行しました!
    第71号では、「アカハライモリのオスの色が変わった!」、「ダイサギが7羽集合」、「5月22日は国際生物多様性の日です」のほか、保育園で開催した出前講座、みぬま見聞館主催の「秋の自然観察・環境学習会」、「大人のための野鳥観察会」の様子、未来くるワーク体験や団体見学の様子などの記事を掲載しています。
    みぬま見聞館のほか、市内の図書館、公民館及び各区役所に配架してあります。表題のリンク、ホームページにも掲載していますので、ぜひご覧ください。

    「いきもの、みっけた!」写真展を開催しています!
    さいたま市内でみつけた身近な生き物の写真を募集し、応募していただいた作品をみぬま見聞館で開催する「いきもの、みっけた!写真展」で展示しています!
    みぬま見聞館の1階ロビーに身近な生きものたちのいきいきとした姿を切り取った素敵な作品が飾られていますので、ぜひご覧ください。
    なお、今年度の応募作品の中から選出された作品は、来年度発行(予定)「みぬま見聞館だより」の表紙に掲載します!
    「いきもの、みっけた!写真展」、ぜひご覧になってください。

    皆様のお越しをお待ちしています。

    リサイクル肥料(イデオユーキ)の販売案内
    大宮南部浄化センターでは、し尿処理の汚泥から生産された肥料の販売を行っております。
    令和4年1月4日火曜日からこれまでの事前予約による販売に加え、当日申込み・引渡しで肥料をご購入いただけるようになりました
    詳しくは下記の「肥料の販売案内2.当日申込み・引渡し」をご覧ください。予約販売については従前のとおりで変更ありません。

    肥料の販売案内2.当日申込み・引渡し
    対象者 市民全般
    申込方法等 窓口で申込み後、引渡し
    申込み・引渡し日時

    午前9時から午後4時まで(平日のみ実施、土日祝日、年末年始を除く)

    販売価格等

    お一人様一日1回のみ1袋 (1袋10kg 100円で販売)

    お釣りのないようお願いします

    その他

    一日20袋限定

    予約分引渡しと同日の当日申込み・引渡しはできません(引渡した世帯全員)

    引渡場所 大宮南部浄化センター
    お問合せ TEL:048-646-6030 FAX:048-646-6033

    みぬま見聞館は入館料無料、毎月第4土曜日(令和5年4月は27日)と年末年始以外は午前9時から午後5時まで開館しています。

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    関連リンク

    この記事についてのお問い合わせ

    環境局/施設部/大宮南部浄化センター 
    電話番号:048-646-6030 ファックス:048-646-6033

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