ページの本文です。
更新日付:2023年6月13日 / ページ番号:C072660
フレイルとは、高齢者の心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態をいいます。
多くの高齢者はフレイルの時期を経て、要介護状態に至ります。
一方で、運動や食事などの生活習慣を改善することでフレイルの進行を食い止め、健康な状態に回復できることもわかってきました。
今までは近所の方と立ち話をしながら交流したり、自主グループで運動をしたりと、自然と心と身体の健康を保つ生活を送られていた方も多いと思います。
しかし、長く続いている感染症の影響などにより外出を控えてしまうことで、足腰の筋力が低下するだけでなく、社会とのつながりも減り、刺激の少ない生活は意欲を低下させ認知症を招きやすくなるなど、フレイルが進行しやすい状況となってしまいます。ご自身の健康について心配や不安などを抱えても、ご近所でお話ができない等、社会的交流が少ない状況では、ますます不安が募り、家に閉じこもりきりの生活になり、フレイルの進行を加速させてしまいます。
フレイルの進行を予防するには、「運動」「栄養」「人との交流」が大切です。できることから始めましょう。
様々な運動の種類があります。
ストレッチ、ウォーキング、筋トレを組み合わせて行うことが良いとされていますが、まずは取組やすいものを続けて行うと良いでしょう。
※気温が上昇すると、マスクを着用していることで熱がこもりやすくなることから、熱中症に注意しましょう。
知人や親族など気心知れた人と会うことが難しい状況では、まずは電話やメールなどで人と交流することが大切です。
スマートフォンをご使用であれば、テレビ電話なども利用できるかもしれません。
積極的に交流をとり、つながりが途切れないように心がけましょう。
福祉局/長寿応援部/いきいき長寿推進課 介護予防係
電話番号:048-829-1286 ファックス:048-829-1981