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更新日付:2023年2月13日 / ページ番号:C048038
平成28年3月11日(金曜日)に開催された国の文化審議会において、岩槻郷土資料館と旧岩槻警察署附属掲示場を登録有形文化財として新たに登録するよう文部科学大臣に答申され、同年8月1日付官報号外第170号にて告示があり、国の有形文化財として登録されました。
岩槻郷土資料館は、昭和5年(1930)に埼玉県土木課の設計により岩槻警察署として建築されました。昭和56年に改修し、現在まで岩槻郷土資料館として保存活用しています。本庁舎の外観は合理主義様式を基調とし、全体的に装飾性が少なく簡素ですが、丸窓など細部にアールデコ装飾が散りばめられているほか、アーチ窓や丸柱なども見られ、昭和初期の特徴を良く示しています。また、埼玉県における昭和初期の建築として、鉄筋コンクリート造は貴重であり、かつ木造の附属庁舎及び演武場がまとまって残っているという点も希少です。
附属掲示場は、かつて本庁舎入口に建てられていたもので、平成21年、道路拡幅工事に伴い、資料館敷地奥に移築されました。掲示場の意匠も、本庁舎入口と同様のものが施されています。
所在の場所 |
さいたま市岩槻区本町二丁目2322 他 |
構造・形式、大きさ |
鉄筋 コンクリート造2階一部木造平屋建、建築面積373 平方メートル |
年代 |
昭和5年/同56年改修 |
所有者 |
さいたま市 |
所在の場所 |
さいたま市岩槻区本町二丁目2319-1 |
構造・形式、大きさ |
鉄筋コンクリート造、高さ2.1m、面積2.7 平方メートル |
年代 |
昭和5年/平成21年移築 |
所有者 |
さいたま市 |
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