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更新日付:2023年11月8日 / ページ番号:C037998
さいたま市では、乳幼児から成人期までの一貫した発達障害に関する支援にあたり、その手段のひとつとして『サポートカード』を作成し配布しています。
「サポートカード」とは、日常生活の様々な場面で困った時など、周囲に配慮してほしいことや、ご本人の特徴などを分かりやすく、適切に説明できるようにすることを目的としたカードです。
主に発達障害(自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害など)があったり、発達が気がかりだったりするお子さんをお持ちの保護者またはご本人のうち、希望者に配布します。
市販されている名札ケースなどに入るサイズです。使用の際には、首に紐がからまったり、ピンが刺さったりしないように注意してください。(名札ケースなどは利用される方がご用意ください)
二つ折りすると名刺サイズになります。
各区役所 | 電話番号 | ファックス |
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西区 支援課 | 048-620-2662 | 048-620-2766 |
北区 支援課 | 048-669-6062 | 048-669-6166 |
大宮区 支援課 | 048-646-3062 | 048-646-3166 |
見沼区 支援課 | 048-681-6062 | 048-681-6166 |
中央区 支援課 | 048-840-6062 | 048-840-6166 |
桜区 支援課 | 048-856-6172 | 048-856-6276 |
浦和区 支援課 | 048-829-6143 | 048-829-6239 |
南区 支援課 | 048-844-7172 | 048-844-7276 |
緑区 支援課 | 048-712-1172 | 048-712-1276 |
岩槻区 支援課 | 048-790-0163 | 048-790-0266 |
サポートカードについての疑問・質問・ご意見等は発達障害者支援センターまでご連絡ください。
見た人、見せられた人が何をしたらいいのかわかるような具体的な記載をしましょう。また、サポートカードは、見せられた人が出来そうなサポートを求めるものです。誰にでも少しの労力でできるサポートを考えてください。
サポートカードに「どんな文章で書ければいいのか?」と悩んだ時には、支援者と一緒に考えて書くのもいいかもしれません。
こんな文例を作ってみた。このように書くと伝わりやすかったなどの例があった場合は、メール等で事務局である発達障害者支援センターにお教えください。情報提供に活かしていきたいと思います。(業務の都合上、一つひとつに御礼ができません。ご了承ください。)
困っています |
お願いします |
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忘れやすいです。 |
必要なことはメモ書きを渡してください。 |
待つことが苦手です。 |
別の場所で待機するので、順番が来たら教えてください。 |
書類の読み取りが困難です。 |
言葉を用いて説明してください。 |
説明の聞き取りが困難です。 |
文章(絵・図)で書いて教えてください。 |
説明が苦手です。 |
時間をかけて話を聞いてください。 |
単純計算が苦手です。 |
計算を手伝ってください。計算機を使わせてください。 |
抽象的表現や長い説明を理解するのが苦手です。 |
何をしたらよいのか、具体的にはっきり教えてください。 |
状況判断が苦手です。 |
何が起きているのか教えてください。 |
ザワザワした音が苦手です。 |
イヤホン(耳栓)をつけさせてください。 |
においに敏感です。 |
マスクをさせてください。 |
一人で正確に理解するのは困難です。 |
家族(支援者)同伴を許可してください。 |
まぶしい光が苦手です。 |
サングラスを室内でもつけさせてください。 |
体を触れられるのが苦手です。 |
不安で混乱してしまった時に無理に押さえつけるよりも、静かなところに誘導してくれる方が落ち着きます。 |
その場のルールや決まり事など、お願いしたくても変えられないものもありますし、見せられた人の都合もあります。記載された内容に対して、必ずサポートを得られるわけではありません。
「サポートカード」を使う人も、サポートをお願いされる人も、互いに心地よくいられるよう、以下の点に気をつけながら利用してください。
サポートをしてもらえた時には「ありがとう」という気持ちやお礼の言葉を大切にしてください。
福祉局/障害福祉部/障害者総合支援センター 発達障害者支援係
電話番号:048-859-7422 ファックス:048-852-3272