さいたま市健康づくり計画（第2次さいたま市歯科口腔保健推進計画及び第4次さいたま市食育推進計画を含む）

計画策定の趣旨

本市では平成25年3月に「さいたま市ヘルスプラン21（第2次）」を策定し、「若い世代から、健康づくりを意識した生活スタイルの獲得」と「地域の環境や社会資源を活用した健康づくり」を重点においた取組を推進してきました。
令和3年度に実施した「さいたま市健康づくり及び食育についての調査結果」から、健康についての意識は改善され、市民の健康寿命も延伸している一方、若い世代の朝食欠食者、働き盛りの世代における肥満者及び成人の多量飲酒者等の指標については悪化し、引き続き改善が必要な課題が明らかになっています。
このような背景のもと、「さいたま市ヘルスプラン21（第2次）」、「さいたま市歯科口腔保健推進計画」及び「第3次さいたま市食育推進計画」が令和5年度に計画期間の満了を迎えることに伴い、令和6年3月に「第2次さいたま市歯科口腔保健推進計画」及び「第4次さいたま市食育推進計画」を包含した「さいたま市健康づくり計画」を策定いたしました。

計画期間

令和6年度から令和17年度まで

基本方針

健康寿命の延伸を目指して～社会とつながって、続いていく健康づくり～

施策体系

本計画においては、計画の基本方針の下に、分野別の取組を総合的に推進していくため、
2つの基本目標を定め、これらを中心に積極的な施策の展開を図ります。

分野別の目標

1. がんの予防
   がんの予防と早期発見の推進
2. 循環器疾患・糖尿病の予防
   予防と早期発見・早期治療の推進
3. 歯・口腔の健康（第2次さいたま市歯科口腔保健推進計画）
   健康で質の高い生活のための歯科口腔保健の実現
4. 栄養・食生活（第4次さいたま市食育推進計画）
   生涯を通じた食育の推進
5. 身体活動・運動
   生涯にわたる積極的な身体活動と運動習慣の形成
6. 休養・こころの健康
   睡眠と休養の確保、悩みごとが相談できる環境の整備
7. 喫煙
   受動喫煙の防止と禁煙
8. 飲酒
   節度ある飲酒の啓発と20歳未満の飲酒防止

計画の推進体制

計画の推進にあたっては、健康づくりに関わる関係機関などとの連携を図りながら、効果的な取組を行うとともに、市民が主体的に取り組む健康づくりや地域で取り組む健康づくりを総合的に支援する体制を整備します。

計画の進行管理と評価

国における「健康日本21」の評価手法などを踏まえつつ、本市の関連計画と連動しながら、市民、関係機関、事業者、市が一体となって着実に推進するものとします。
また、計画評価に必要な目標指標を設定します。計画の中間年度に当たる令和11年度には、取組の進捗や達成状況の評価と新たな課題の整理を行い、施策の見直しや充実に生かします。