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更新日付:2024年11月7日 / ページ番号:C067049

通電火災の対策をしましょう!

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災害時の通電火災にご注意ください

 通電火災とは、台風や豪雨、地震などによる停電からの復旧後、通電した際にテレビや照明器具といった電気機器から発生する火災のことです。東日本大震災の本震による火災で、原因が特定されたもののうち、約6割が電気関係による火災でした。また、令和6年能登半島地震の輪島市大規模火災も、地震の影響による電気に起因した火災の可能性があるとされています。
 電気は私達の生活には欠かせないものです。正しく対策し、火災から大切なものを守りましょう。

通電火災の特徴

住民が避難所等へ避難しており、不在時に停電が復旧し通電火災が発生した場合、発見が遅れてしまい、出火時の初期消火が行えず火災が拡大してしまう可能性があります。

通電火災の主な原因

地震発生時
・損傷した配線に再通電し、発熱発火する。
・転倒したヒーターに可燃物(カーテン、じゅうたん等)が接触した状態で再通電し着火する。
・再通電時に発生した電気的火花が、漏れ出たガスに引火、爆発する。

風水害発生時
・浸水や雨漏りによる、電化製品の基板等の損傷により、再通電時にショートが生じ発火する。
・コンセントに水分が付着し、再通電時にトラッキングが生じ発火する。
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通電火災を防ぐポイント

事前の対策
・住まいの耐震性を確保する
・家具等の転倒防止対策(固定)を行う
・感震ブレーカーの設置
・ストーブ等の暖房機器の周辺は整理整頓し、可燃物を近くに置かない
・住宅用消火器等を設置し、使用方法について確認する
・住宅用火災警報器の設置
いええヌゥ

停電時や避難時の行動
・停電中は電化製品のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜く
・石油ストーブやファンヒーターからの油漏れの有無を確認
・避難するときはブレーカーを落とす(メインブレーカーを「入」のまま家を離れてしまい、その後「切」にするために建物へ入る際は、身の安全が確保されている事を確認する)
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電気やガスの復旧、避難から戻ったら
・ガス機器、電化製品及び石油器具の使用を再開するときは、機器に破損がないこと、近くに燃えやすいものがないことを確認後にメインブレーカーを「入」にする
・再通電後は、しばらく電化製品に異常がないか注意を払い、煙が出たり焦げた臭いがした際は、すぐにメインブレーカーを「切」にして電気器具等の使用は避ける
かき
日頃からの対策
・消防団や自主防災組織等へ参加する
・地域の防災訓練へ参加するなどし、発災時の対応要領の習熟を図る
くけ

この記事についてのお問い合わせ

消防局/予防部/予防課 
電話番号:048-833-7509 ファックス:048-833-7529

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