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更新日付:2021年2月15日 / ページ番号:C078748
平成13(2001)年5月、埼玉県の浦和市、大宮市、与野市の3市が合併して、人口が100万人を超える「さいたま市」が誕生し、平成15(2003)年4月に政令指定都市になりました。平成17(2005)年4月には岩槻市とも合併して現在に至っています。
さいたま新都心は、埼玉の中心となる新しい都心をつくり、首都東京の重要な役割の一部を引き受け、にぎやかで魅力ある空間をつくることを目標に、平成12(2000)年5月にまちびらきをしました。
さいたま新都心は、さいたま市のほぼ中心に位置し、スポーツや音楽で人が集まる「さいたまスーパーアリーナ」、空中に人工の地面をつくってけやきを植えた「けやきひろば」、関東地方の仕事をしている国の機関、ホテル、大型複合商業施設、業務ビルなど様々な機能の集まったまちです。
さいたま新都心では、平成9(1997)年2月に全国で初めて「バリアフリー都市宣言」を行っています。
バリアフリーとは、「かべがないこと」を意味します。こどもからお年寄りまで、障害のある人も外国人もすべての人が安心して気持ちよく活動できるまちづくりを目指しています。
けやきひろば1階にある「さいたま新都心ふれあいプラザ」は、「さいたま新都心バリアフリーまちづくりボランティア」が中心となり、バリアフリー擬似体験などの活動を支援するまちづくりの拠点です。
ひとつの例として、さいたまスーパーアリーナでは、一度使った水をきれいにして(これを中水といいます)、トイレ用に使っています。また、屋根の上には、大きな太陽光発電パネルがあり、電気を生み出しています。そのほかに雨水を利用して、けやきひろばのけやきに水やりができます。また、地域冷暖房センターから、冷水と蒸気を供給し、冷暖房や給湯の熱源として使用することにより、熱の安定供給と省エネルギー、省力化の実現を図っています。
景観とは、目にうつる景色のことです。美しい景色をつくるため、建物や木々などの植栽、オブジェなどのデザインや配置に工夫をしています。
関東圏内8つの地域のこどもたち(284名)が制作した10種類の作品群やアート作家によるパブリックアートが道行く人の目を楽しませています。
さいたま新都心には、災害に強い共同溝という地下のトンネルの中に、生活に必要な水道・電気・電話・冷暖房などの配管やケーブル類がおさめられています。また、さいたま新都心の官庁街は、地震に強い建物と設備に加えて、ヘリポートや防災無線、通信ネットワークなども併設されて、防災の拠点となっています。さいたまスーパーアリーナは、地域の避難拠点として活用できるよう、7000人に対して3日分の食糧、生活に必要な品を提供できる備蓄機能を備えています。
また、平成30(2018)年10月には、広い芝生のある「さいたま新都心公園」を開設しました。普段は遊びや憩いの場として活用し、大きな地震などの災害が発生した時には、避難場所として使えるようにソーラー照明やマンホールトイレなどの防災機能を兼ね備えています。
大型映像装置や歩行者系サインなど、訪れる人にやさしい情報提供システムが整備されています。
都市局/都心整備部/都心整備課
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