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更新日付:2024年5月8日 / ページ番号:C088887

5月22日は「国際生物多様性の日」です

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毎年5月22日は、国連が定める「国際生物多様性の日」です。1992年の同日に「生物多様性条約」が採択されたことに由来しており、毎年、世界各地で生物多様性の大切さを伝える様々なイベントなどが開催されています。

生物多様性とは

地球には3,000万種ともいわれる多様な生きものがいて、お互いにつながりあい、支えあって生きています。

生物多様性とは、このように生きものが暮らす環境が様々にあり、
その中で多種多様な生きものがお互いつながり影響しあって、
個性豊かに生命を育んでいることです。
いま、毎年多くの生きものが絶滅してしまっていますが、
もし、このつながりが切れてしまうと、更に多くの種類の生きものが生存できなくなります。

私たちの暮らしは、食べ物や衣服、飲み水など、色々なかたちで生きものがもたらす恵みに支えられています。
例えば、私たちが食べている野菜や果物についても、蜂などの昆虫が花粉を運んでくれることにより果実ができるものがあります。
もし、花粉を運んでくれる生きものがいなくなれば、食べることができなくなってしまうかもしれません。

この国際生物多様性の日周辺には、各地でいろいろなイベントが開催されます。
この機会に、皆さんも生物多様性について考え、できることから始めてみませんか?

ikimono

生物多様性の調査

さいたま市役所では、生物多様性に関わる調査として、以下の調査を実施しています。

さいたまみんなの生きもの調査
さいたま市の4つの河川(鴨川、芝川、綾瀬川、元荒川)で行う水生生物調査(魚類、植物、底生生物)

生物多様性を学べる施設

さいたま市では、生物多様性を学ぶことができる施設として以下の2施設で環境学習会等のイベントを開催しています。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

大宮南部浄化センター・みぬま見聞館(見沼区)
桜環境センター(桜区)

生物多様性に関する最近の動向

脱炭素に関する取り組みについては既に身近な問題となっていますが、生物多様性に関しても近年いろいろな進展があります。

昨年3月には生物多様性国家戦略が改訂され、「ネイチャーポジティブ(自然再興)」という言葉が使われるようになりました。
このネイチャーポジティブは、「生物多様性の損失を止め、回復軌道にのせる」ことです。
新しい国家戦略ではネイチャーポジティブを達成するために、2030年までの目標が定められています。

また、国家戦略に続き、ごく最近に以下のような法律や戦略が制定されています。

生物多様性増進活動促進法(令和6年4月12日成立)

ネイチャーポジティブ経済移行戦略(令和6年3月29日策定)

このように、生物多様性に関しても、脱炭素と同様に一刻も早い対応が求められる状態となっており、
個人としても企業としても、身近な自分事の問題として捉え行動していくことが求められます。

この記事についてのお問い合わせ

環境局/環境共生部/環境対策課 
電話番号:048-829-1332 ファックス:048-829-1991

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