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更新日付:2024年9月12日 / ページ番号:C035486
クルマはとても便利で快適な乗り物です。しかし、交通渋滞や地球環境問題の原因となるなど、困ったことも少なくありません。そこで、 「移動」を「エコ」にする取り組みについて、皆さんも一緒に考えてみませんか。
クルマではずっと座っていられます。だからこそ便利なのですが、健康やダイエットにはあまりよくありません。
クルマが少なくなれば渋滞も減ります。渋滞がなくなればバスも時間どおり運行できるため、公共交通機関がより便利になります。
家庭で普段からエコな生活を心がけていても、クルマを少し使うだけで、何十倍もの二酸化炭素を排出してしまいます。
歩くことは健康に良いことは知られていますが、国土交通省が歩行による健康増進効果を「見える化」し、1歩あたり0.065~0.072円の医療費抑制効果があると示しました。例えば、1日の歩く歩数を今までより1,500歩多くすると、1人あたりの年間医療費抑制効果は約3万5千円に相当します。
移動手段として「歩く」を生活に取り入れてみませんか?
●本市では、歩くことを中心として楽しみながら継続的な健康づくりを支援する「さいたま市健康マイレージ」を実施しています。
(スマートフォンアプリを利用して計測した歩数や、各種健(検)診受診の記録等に応じて付与されたポイントで景品の抽選応募やシルバーポイント(長寿応援ポイント)に交換ができます。
「自転車で通勤する」、「近くの買い物は徒歩や自転車でお店に行く」など心がけてみましょう。
自転車を利用する3つのメリット | |
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時間の短縮・定時制 | 近・中距離の場合、移動時間の短縮を見込めます。移動時間を予測しやすく定時制にも優れています。 |
身体面の健康増進 | 内臓脂肪を燃やし、体力や筋力の維持・増進に効果的で、さらにがんや心臓疾患による死亡・発症リスクの軽減が期待できます。 |
精神面の健康増進 | 適度な運動に加え、クルマの移動では得られない心地よさが得られるため、気分・メンタルの向上につながります。 |
● 本市では、自転車の利用に便利な市公営駐輪場を設置しています。
(民間駐輪場の情報は、各施設の案内や民間駐輪場案内サイト等をご利用ください。)
● 自転車を持っていない、出先で自転車を使いたい場合には、シェアサイクル【HELLO CYCLING(ハローサイクリング)】が便利です。
● 本市では、平成31(2019)年4月から自転車損害保険等への加入が義務化されました。
バスや鉄道等の公共交通機関は使いこなすと大変「便利」で、プロが運転するためとても「安全」であり、多くの人を一度に目的地まで運べるため「エコ」な乗り物です。
「クルマから公共交通機関等へ転換」する人が増えると、交通が渋滞緩和されるため、バスが定期的に運行しやすくなり、バスの利便性が向上します。さらにクルマの通行量が減少することで、大気汚染物質や二酸化炭素排出量の削減にも繋がります。
●本市では、東北・上越など新幹線6路線を始め、JR各線や私鉄線が結節するなど東日本の交通の要衝であり、各主要駅からは市内各所に延びるバス網、さらに地域に根ざしたコミュニティバス等により公共交通機関が市内全域をカバーしています。
市内のバス停に関する情報については、さいたま市バス路線マップで確認できます。
民間バス事業所の時刻表については、埼玉バス案内Web【(一社)埼玉県バス協会】をご覧ください。詳しくは、各バス事業所にお問い合わせください。
移動手段をできるだけ徒歩・自転車・公共交通機関にすることは大切ですが、それが難しい場合もあります。そのようなときでも、様々な工夫により環境に配慮することができます。
クルマを選ぶとき | なるべく電気自動車や燃料電池自動車等の「エコカー」を選択する。 |
クルマを使うとき | いくつかの用事を一回のクルマ利用で済ませる。 同じ方面へ行く人と、一台のクルマで出かける。 |
クルマを運転するとき | 誰もがすぐに、しかも簡単にできる地球に優しい運転方法である「エコドライブ」を心がける。 |
環境局/環境共生部/環境対策課 大気環境係
電話番号:048-829-1330 ファックス:048-829-1991