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更新日付:2024年12月18日 / ページ番号:C118372
PFAS(ピーファス)の調査について
Q1発生源の事業所から湧水が溢れて、道路や隣地に流出しませんか?
Q2湧水の量はどれぐらいですか?
Q3PFOS及びPFOAによる汚染について法律の規定はありますか?
Q4市で市民の井戸の検査をしてもらえますか?
Q5事業所の下流である雨水幹線や藤右衛門川周辺の井戸水の調査はしていますか?
Q6市内全体の地下水調査はしていますか?
Q7土壌の汚染調査はしますか?
Q8事業所の近くには小学校があるが、井戸や湧水はありますか?
PFASの水道への影響について
Q9上木崎2-7-5周辺に位置する浄水場と配水場と水源
Q10さいたま市の水道水は安全ですか
PFASの健康への影響について
Q11PFASの「人の健康への影響」に対し、国はどのような状況ですか。
Q12健康影響に関する血中濃度の基準はないのですか。
Q13血液検査を受ければ健康影響を把握できますか。
Q14井戸水を飲んでも大丈夫ですか。
Q15井戸水のPFOS、PFOAの検査はどこでしてもらえますか。
Q16PFOS、PFOAは一度身体に入ったら一生残るのですか。
Q17外国において血中濃度の評価値を設定している例もありますが。
Q18他の自治体で血液検査を実施しているところもありますが、さいたま市では実施しないのですか。
Q19なぜ、血液検査を実施する自治体があるのですか。
Q20PFASに汚染された可能性のある井戸水を生活用水、特に家庭菜園に使っても大丈夫ですか。菜園で取れた野菜を食べているのですが。
Q21PFASに汚染された可能性のある井戸水をお風呂や洗濯、食器洗いに使っていますが、大丈夫ですか。特に食器は食事に使うため、微量ながら口に入る可能性があるので心配です。
Q22これまでの使用で体内に入った分は大丈夫でしょうか。
Q23少量でも口に入った場合、検査は必要ですか。
Q24PFOS、PFOA関係で、健康被害は生じているのか。
Q25半径約200m以内の地域(上木崎2丁目、3丁目、北袋町1丁目)に防災用井戸はいくつあるのか。
自然に染み出してくる湧水を建物地下の貯留槽に集め、一定水位を超えるとポンプで汲み上げて排水する構造になっています。地表に溢れることはありません。
湧水の発生量は計測していないため、正確な量は分かりません。建物地下からじわじわと染み出して貯留槽に溜まっていくような状況です。
現時点の水質汚濁防止法と土壌汚染対策法では、PFOS及びPFOAについて環境中への排出や汚染に対する改善措置の実施の対象物質になっておりません。
市で検査を行う予定はありません。事業所から半径約200m以内で井戸をお使いの方は、飲み水として使用しないよう注意してください。
河川や雨水排水路を流れる水が井戸水へ流入する可能性は極めて小さいと考えられるため、天王川雨水幹線や藤右衛門川周辺の井戸水の調査を実施する予定はありません。
地下水のPFOS及びPFOAの測定は令和6年度から実施しています。埼玉県公共用水域及び地下水の水質測定計画に基づき市内全域を4年間で計14地点測定する予定です。
令和6年度は3地点(西区、浦和区、岩槻区の各1地点)の井戸で地下水を調査し、測定結果は全地点で国の暫定指針値未満でした。
現時点で実施する予定はありません。
小学校内に井戸や湧水がないことを確認しています。
もっとも近い位置にあるのが、新都心配水場(約500m圏内)
新都心配水場は、埼玉県から送られた水道水のみを送水している施設です。地下水から取水していませんので、地下水からの影響はありません。
水道局がお送りしている市内の水道水は、PFOS及びPFOAの暫定目標値50ng/Lをこれまでの検査ですべて下回っています。水質基準項目についても、すべての項目で基準を満たしています。
水道水は安全ですので、安心してお飲みいただけます
最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。
環境省によると、「人においてはコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されています。しかし、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについては十分な知見はありません。そのため、現在も国際的に様々な知見に基づく基準値等の検討が進められています。
国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりませんが、環境省は内閣府食品安全委員会が行った食品健康影響評価の結果等を踏まえ、最新の科学的知見に基づき、暫定目標値の取扱いについて、専門家による検討を進めています。」(環境省Q&A集)としています。
基準はありません。
環境省によると、「現時点での知見では、どの程度の血中濃度でどのような健康影響が個人に生じるかについては明らかとなっていません。このため、血中濃度に関する基準を定めることが困難なのが現状です。」(環境省Q&A集)としています。
健康影響を把握・予測することは困難です。
環境省によると、「現時点での知見では、どの程度の血中濃度でどのような健康影響が個人に生じるかについては明らかとなっていません。
将来の個人の健康影響を予測するには、過去も含めた経年的なばく露やどの程度の量が身体に入ると影響が出るのかなどの情報も必用です。
また、PFOS、PFOAが人体に影響を与えるメカニズムも解明されておりません。このため、検査時点での血液検査の結果のみをもって個人の健康影響を把握・予測することは困難です。」(環境省Q&A集)としています。
井戸水は飲まないでください。
井戸水は気候や周辺の環境の変化の影響を受けやすいものであることから、井戸水は飲まないでください。飲用には水道水をご利用ください。
以下の機関で検査可能です。
国土交通大臣及び環境大臣の登録を受けた水質検査機関に依頼してください。市内に事業所があり、個人の検体を受け入れ可能な水質検査機関は次の通りです。
日本総合住生活株式会社(桜区田島7-2-3 電話番号048-714-5001)
徐々に、体外に排出されていきます。
環境省によると、「PFOS、PFOAは代謝されにくいものですが、消化管から体内に吸収され、その後ゆっくりではありますが、体内から排泄されていくと考えられています」との見解です。
主に集団としての状況を把握し、ばく露低減等の対策の参考として設定しているものです。
環境省によると、「外国において、血中濃度の評価値を設定している例もありますが、この数値を超過した場合に各個人の健康障害を引き起こすということを意味するものではなく、主に集団としての状況を把握し、ばく露低減等の対策の参考として設定されているものですが、今後も議論される予定のものであり、引き続き注視していきます。」(環境省Q&A集)としています。
実施の予定はありません。
環境省によると、PFASは、主に経口摂取によって「消化管から体内に吸収される」と考えられています。(環境省Q&A)
本市では、飲用として水道水を推奨しているため、PFASによる健康影響は極めて少ないと考えます。
健康影響を明らかにするために、疫学研究を行う上で血液検査を行うことも考えられます。
例えば、水道水が汚染されていたなど、長期(年単位)に大量に摂取した場合は、検査を実施することも考えられます。
食品安全委員会が取りまとめた食品健康影響評価書、及び同委員会が公表している「「有機フッ素化合物(PFAS)」評価書に関するQ&A(2024年6月25日)」によると、「通常の一般的な国民の食生活から食品を通じて摂取される程度のPFOS及びPFOAによっては、著しい健康影響が生じる状況にはないものと考えられ…」とされています。
なお、国(農水省)は、現在食品安全委員会有機フッ素化合物ワーキンググループにおいて、食品の摂取を通じてヒトの健康に及ぼす影響についての評価(食品影響健康評価)を検討しています。
現在の知見では、直ちに健康影響が出るものと考えられませんが、心配であれば使用を控えてください。
PFASは主に経口摂取によって消化管から吸収されるものであるため、お風呂などによって皮膚から人体へ吸収される量は極めて少ないと考えます。また、少量口に入った場合の健康影響は極めて少ないと考えます。
現在の知見では、直ちに健康影響が出るものと考えられませんが、心配であれば使用を控えてください。
徐々に、体外に排出されていきます。
「PFOS、PFOAは代謝されにくいものですが、消化管から体内に吸収され、その後ゆっくりではありますが、体内から排泄されていくと考えられています。」(環境省Q&A集より)
国は、PFOS、PFOAの耐容一日摂取量(TDI)を、それぞれ20 ng/kg 体重/日、としています。耐容一日摂取量(TDI:Tolerable Daily Intake)は、意図的に使用されていないにもかかわらず食品中に存在する物質について、ヒトが一生涯にわたって食品から摂り続けても健康に影響が出ないと推定される量のことです。体重1 kgあたりの物質の摂取量で示されます。
このため、少量口に入ったとしても健康影響は考えにくく、検査は必要ないと考えます。
環境省「PFOS 及びPFOA に関する対応の手引き(令和6年11月 第2版)」によると、「国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりません」とされています。
当該地域の範囲内には、防災対策用指定井戸はありません。
環境局/環境共生部/環境対策課 水質土壌係
電話番号:048-829-1331 ファックス:048-829-1991