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更新日付:2024年4月1日 / ページ番号:C095848
大切なお子さまを亡くされた気持ちは計り知れません。
・これまで通りの生活を送ることや、人と関わることに難しさを感じる
・これまで普通にできていたことが、うまくできない
・時間が経っても悲しみがおさまらない。
・ちょっとした言動にイライラする。
・他人の妊娠や出産を喜べない自分への嫌悪、失望がある。
上記のような思いを感じることがあるかもしれません。少し落ち着いてきても、出産予定日が近づいたり、
誕生日など、思い出の時期に気持ちが落ち込んだり体調が崩れることがあります。
さいたま市こころの健康センター発行「こころのホームルーム/大切な方を亡くした時の心理」引用
悲しみを癒すためには(グリーフケア)
悲嘆を癒し、少しずつ抱えやすくしていくことや、癒えることのない悲しみと向き合っていく力をつけるためには、充分に悲しみ、何らかの方法で悲嘆を表出し、受け止めてくれる人の存在や、自ら悲しみを整理していく作業が必要となることもあります。
例)・思い出にひたる ・涙を流す ・グループに参加する ・悲嘆に関する本を読む ・今の感情を書き出す
・たくさん寝る、休む ・体を動かす ・絵を描く ・カウンセリングに行く など
上記が必要かどうか、また、その時期やタイミングは個々によって異なります。
お気持ちを話すことのできる場所のひとつとして、下記もご利用いただけます。
妊娠・出産の電話相談 048-829-1583 毎週火曜日 13:00~16:00 ※祝休日、年末年始を除く
不妊・不育の電話相談 048-829-1587 毎週月・木・金曜日 10:00~16:00 ※祝休日、年末年始を除く
専門カウンセラーによる不妊・不育の相談(予約制) 予約については上記の不妊・不育の電話相談にご連絡ください。
各区役所こども家庭センター(妊娠・出産包括支援担当) 月~金 9:00~16:30 ※祝休日、年末年始を除く
埼玉県不妊症・不育症等ピアサポートセンター「ふわり」(外部リンク)
下記の事業・制度は流産・死産を経験された方も対象になります。詳しくは各ホームページをご覧ください。
〇出産育児一時金 国民健康保険・社会保険等に加入している方(被扶養者を含む)が出産した場合に支給されます。
妊娠12週以上であれば、流産・死産でも支給されますが、この場合は医師の証明が必要です。
詳しくは加入されている健康保険、共済組合等にご確認ください。国民健康保険に加入されている方はこちらへ
働く女性が流産、死産(人工妊娠中絶を含む)した場合、産後休業や母性健康管理措置の対象となることがあります。
ご自身の体調面やメンタル面の回復のためにも、適切に制度を利用しましょう。
詳しくはこちらへ(厚生労働省委託 母性健康管理サイト)外部リンク
毎年10月9日から15日は、Baby Loss Awareness Week~亡くなった赤ちゃんとご家族に想いを寄せる1週間~として国際的な啓発週間とされています。
流産・死産・新生児死等で赤ちゃんを亡くしたご家族への心のケアや支援の必要性について意識を高め、亡くなった赤ちゃんへ共に想いを寄せることで、希望を失いかけているご家族の孤立を防ぎ「ひとりじゃないよ」と生きる力を支えることを目的としています。
そして、短い時間でも家族に幸せをくれた赤ちゃんの命を讃える大切な機会です。
また、流産・死産・新生児死などで赤ちゃんを亡くし、深い悲しみの中にいるご家族を支え、心の支援の必要性を社会に啓発する国際シンボルマークとして「ピンク&ブルーリボン」が使われています。
子ども未来局/子ども育成部/母子保健課 よりそい支援係
電話番号:048-829-1581 ファックス:048-829-1960