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更新日付:2025年8月29日 / ページ番号:C123577
「市報さいたまプラス」では、「市報さいたま」の特集紙面で掲載しきれなかった情報、こぼれ話などを掲載しています。今月は本市が展開する「長寿応援ポイント」「いきいきボランティアポイント」「健康マイレージ」の3つのポイント事業を活用して、“ポイ活ライフ”を実践している溝井秀昭さんにお話をお伺いしました。いきいき百歳体操などを通じ、地域活動のリーダーとして活躍中の溝井さんの“ポイ活”への想いとは!?
―溝井さんの「ポイントが貯まる活動」について教えてください。
私は、2つの百歳体操のグループと別所沼公園のラジオ体操愛好会に参加しています。どちらも“長寿応援ポイント”が貯まり、また、会場までいつも歩いているので“健康マイレージポイント”も貯まります。私の場合、百歳体操のグループの1つは立ち上げからリーダーとして活動しているため、“いきいきボランティアポイント”ももらえています。
―ポイントのことを知るきっかけは何でしたか?
さいたま市が実施している「ますます元気教室」に参加していたのですが、この教室の全6回を修了した後、有志一同で今後も体操を続けたいと、自主グループを作ったことがきっかけです。ポイントの存在はこの時に知りました。最初は興味がなかったのですが、区役所の担当の方に「やった方がいいですよ!」と勧められて、参加することにしました。
長寿応援ポイントの活動後は、リーダーとして百歳体操の参加者にシールを配って、そのシールの枚数を年に1回集計して申請するんですが、シールを配ることで目に見える目標ができたのが良かったのか、参加者が増えたんです。またシールをもらいたいということで、皆さん続けられているようです。子どもはシールを集めるのが好きですが、高齢者も好きなんだなって実感しました。ただ、シールを管理するグループのリーダーは大変ですけどね(笑)。
―貯まったポイントの使い道は?
ポイントは上限まで貯めると5,000円になります。特に、いきいきボランティアポイントはポイントが貯まりやすいんですよ。長寿応援ポイントはかなりの数を通わないと上限までいきませんが、ラジオ体操を毎日やっていると9か月ぐらいで貯まると思います。私はグループ活動のリーダーを担っていますが、参加費は無料。会費もとっていません。ただ、参加者には紙の予定表を配布しているため、印刷代や紙代などの経費は多少かかってしまうんです。私はその費用を貯めた“たまポン”で支払うようにしていますね。
“ポイ活”のメリットは、ポイントを貰えて得をするというのが基本ですが、シニア世代にとってはポイントが貯まって得られる“達成感”も重要です。がんばった証が目に見えて、一人一人の活動意欲も高まってくると思います。
―最後にさいたま市が展開するポイント事業や“たまポン”への思いを教えてください!
まずは“たまポン”が利用できる店舗がもっと広がるといいな、と思います。チェーン店や大型店では利用できる店舗は増えてきていますが、まだ個人商店や一部の大型スーパーマーケットでは利用できません。市民が利用しやすい環境がどんどん整っていけば、“ポイ活”に励む方も増えるのではないでしょうか。今よりもう少し有効期限が延長されるなど、使い勝手が良くなっていくことに期待しています。
それともう一つ。“たまポン”は「さいたま市みんなのアプリ」内で提供するデジタル地域通貨なので、利用にはスマートフォンが必須です。高齢者の方でもスマートフォン を持つ方は増えてきていますが、用途は電話だけの方もいますし、機能を活用しきれていない人も多いのが実情ではないでしょうか。高齢者のスマートフォンの利用をもっと広げていけば、結果としてポイ活も広がっていくかもしれません。
最後に、個人的な意見として、ポイント事業は、健康マイレージの歩数のクリアポイントのように、より利用者に合ったポイント付与システムが出来るといいなと思っています。将来的にはもっと一人一人にカスタマイズできる、目標値に合わせてポイントが付与されるシステムが導入されるといいですね。
市報さいたま9月号について、詳しくは、こちらのページ(新しいウィンドウで開きます)をご覧ください。
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