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更新日付:2025年7月29日 / ページ番号:C122922

市報さいたまプラス 2025年8月号

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市報さいたま8月号では、読む以外の絵本の楽しみ方としてうらわ美術館で開催中の「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」と大宮図書館で開催中の「絵本deコーデ」 の2つのイベントを取り上げました。市報さいたまプラスでは、それぞれの魅力をもっと深堀り!

長靴をはいたねこ展覧会の見どころや、うらわ美術館と本をめぐるアートの関係を知りたい方は、
       \学芸員に聞いてみた/見どころ&おすすめポイントへ。
ブレーメンの音楽隊この絵本、どんなあらすじだったっけ?コーディネートに使用された絵本を読んでみたくなった方は、
       \図書館員に聞いてみた/ あらすじ&おすすめポイントへ。

 学芸員に聞いてみた/見どころ&おすすめポイント

展覧会1
展覧会2
展覧会3
アイコン9「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」はどんな展覧会ですか?
アイコン1BIBの通称で親しまれる2023年に実施された「ブラチスラバ世界絵本原画展(Biennial of Illustrations Bratislava)」に参加した36か国、275名の中から選ばれた受賞作家11名の作品や、日本代表としてノミネートされた10組の作家による作品が集結した展覧会です。ブラチスラバ世界絵本原画展は、スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催される世界最大規模の絵本原画コンクールで、1965年にユネスコと国際児童図書評議会の提唱によって創設され、1967年に第1回展が開催されました。
アイコン9この展覧会ならではの見どころや楽しみ方はありますか?また、今回の展示をさまざまな世代の方にどのように楽しんでもらいたいですか。
アイコン1ずばり、今、世界で活躍している絵本作家の選び抜かれたイラストレーションを直接見られることです。また、原画だけでなく、絵本そのものを実際に手に取って見られる貴重な機会でもあります。他にも、ラフとよばれるまだ絵本になる前のアイデア段階のスケッチや、大きなキャンバスに描かれた絵画作品など、絵本だけにとどまらない作家たちの制作風景がインタビューによって明かされます。
大人の方には、世界で評価された絵本作家によるイラストレーション表現の豊かさや、作家それぞれの制作現場の裏側や関連する資料などをじっくりご鑑賞いただき、あらためて絵本やイラストレーションの持つ力を感じていただければと思います。一方でお子さんには、鑑賞のヒントを活用して自由な発想でイラストレーションを見ていただいたり、鑑賞後に創作コーナーで工作や絵を描いていただくなど、美術館での体験を思う存分楽しんでほしいです。特に中学生以下のお子さんは、本展の観覧料が無料なんです!ぜひ夏休みに何度でも足を運んでください。
アイコン9うらわ美術館が「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」を開催するに至った経緯を改めて教えてください。
アイコン1「本をめぐるアート」を収集方針の一つとしているうらわ美術館では、2002年以降、20年以上にわたり継続してブラチスラバ世界絵本原画展を紹介してきました。今回が12回目となります。

アイコン9美術館が「本」にフォーカスする理由はなんでしょう?また、「本をめぐるアート」を通してどのような発見をしてもらいたいですか?
アイコン1「本」は、文教都市浦和を象徴するテーマであると同時に、古くから人々にとって身近なメディアでもありました。だからこそ、美術史の流れと並走するように「本」を通して社会と芸術の関係を見ることができるのではないかと考えています。一概に「本」といっても、当館には本を素材・テーマとした作品や、美術に関連し時代の証言となる本、本の造形の多様さを示す作品など、さまざまな形や内容の美術作品を収蔵しています。「本」という身近な存在のもつ表現の可能性を、作品を通して感じてもらいたいです。
アイコン9最後に、これから足を運ぶ方へメッセージをお願いします。
アイコン1本展は、子どもから大人まで、世界中の絵本をたっぷりと「観て」「読んで」楽しめる展覧会です。関連イベントも親子向けのギャラリー・トークや夜のギャラリー・トークのほか、自由に創作を楽しめる創作コーナー、絵本の読み聞かせ会など、多彩なイベントを開催しています。パレードのように活気にあふれる祭典の雰囲気を、ぜひ会場でお楽しみください。

\図書館員に聞いてみた/ あらすじ&おすすめポイント

アイコン9「絵本deコーデ」では7冊の絵本がコーディネートになりましたが、「この絵本ってどんな内容だったっけ?」「タイトルだけは聞いたことあるけれど…」という方も多いはず。簡単なあらすじとおすすめポイントを教えてください!
アイコン3もちろんです!コーディネートを見て、ぜひ大宮図書館で絵本を借りてもらえたら嬉しいです。借りた本の返却は、市内のどの図書館でもできます!

『きんぎょが にげた』五味太郎/作 福音館書店
きんぎょがにげた

【あらすじ】
水槽に1匹のきんぎょがいました。ところが、きんぎょがにげだして…どこににげた?きんぎょが家の中のあちこちににげてかくれて…。どこにいくのでしょうか。
【おすすめポイント】
きんぎょはどこ?探して楽しい見つけて嬉しい絵本です。

『はらぺこあおむし』エリック・カール/作、もりひさし/訳 偕成社
はらぺこあおむし

【あらすじ】
たまごからうまれた、ちっぽけなあおむしは おなかがすいてたべるものをさがします。おなかがぺこぺこのあおむしがたべたものは…。
【おすすめポイント】
色彩の美しさとあおむしのくいしんぼうぶりが魅力の絵本です。

『おまえうまそうだな さよならウマソウ』宮西達也/作・絵 ポプラ社
おまえうまそうだな

【あらすじ】
たおれたティラノサウルスを、アンキロサウルスが助けてくれました。このアンキロサウルス、じつは…。
【おすすめポイント】
絵本『おまえうまそうだな』のその後のお話です。久しぶりの再会で、思うところは…。

『エルマーのたんじょうび?』デビッド・マッキー/ぶんとえ、きたむらさとし/やく BL出版
エルマーのたんじょうび?

【あらすじ】
なかまのぞうたちが、エルマーのサプライズたんじょうかいを計画しました。この計画を成功させるためには、エルマーに気づかれないように、みんなの協力が必要ですが、みんなの反応はなぜかちょっとへんなんです。さて、エルマーをおどろかせる計画はうまくいくのでしょうか。
【おすすめポイント】
カラフルでにぎやかな仲間たちがたくさん登場するところが魅力です。みんなで作ったエルマーのおたんじょうびケーキにも注目です。

『くまのコールテンくん』ドン・フリーマン/作、まつおかきょうこ/訳 偕成社
くまのコールテンくん

【あらすじ】
くまのコールテンくんはデパートのおもちゃ売り場にいました。早く誰かが自分をおうちに連れて行ってくれないかなあと待っているのに、なかなか買ってくれるひとがいませんでした。そんなあるあさ、ひとりの女の子がコールテンくんをほしいと言ってくれましたが、おかあさんはくびをよこにふって…。
【おすすめポイント】
物語のなかには、コールテンくんの、ずっとまえから○○したかったんだあ、というセリフがいくつかでてきます。コールテンくんがずっとまえからしたかったこととは?

『くだもの』平山和子/作 福音館書店
くだもの

【あらすじ】
さくらんぼ、すいか、もも、ぶどう、なし、りんご、くり、かき、みかん、いちご、ばなな、写実的に描かれた果物そのままの姿と食べられるように描かれた果物が交互に登場します。
【おすすめポイント】
果物がみずみずしく美味しそうに描かれているところが魅力です。

市報さいたま

市報さいたま8月号について、詳しくは、こちらのページ(新しいウィンドウで開きます)をご覧ください。

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