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更新日付:2024年12月25日 / ページ番号:C118089

市報さいたまプラス 2025年1月号

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「市報さいたまプラス」では、「市報さいたま」の特集紙面で掲載しきれなかった情報、こぼれ話などを掲載しています。

市報さいたま1月号恒例の新春対談。今年はさいたま市出身で、介護・医療の現場から情報発信や講演活動を行ってきたフリーアナウンサーの町 亞聖さんが、さいたま市の未来について清水市長と語り合いました。今回は、紙面では掲載しきれなかった話題にクローズアップ。「一歩深い、さいたま市の魅力」をテーマに、新春対談・番外編をお届けします!市報さいたま1月号の紙面と併せてご覧ください。

実はすごい!さいたま市の「英語力」 

さいたま市長

町「0~14歳の転入超過数が9年連続全国1位で、「子育て世代に選ばれているまち」というのはすごいことですよね。さいたま市は教育にも力を入れているとのことでしたが、具体的にどんな取り組みをされているのでしょう?」

市長「さまざまな取り組みを行っているのですが、一番わかりやすいのは「英語力」だと思います。中学校3年生でCEFR A1レベル(英語検定3級)以上を達成している中学3年生の割合を調査する、文部科学省が行った令和5年度英語教育実施状況調査で、本市は中学生英語力5回連続全国1位になりました。」

町「5回連続!英語教育に関する取り組みの成果ですね。」

市長「令和5年度は、全国平均50.0%のところ38.4ポイント上回り、さいたま市は88.4%でした。中学生だけでなく、高校生の英語力も折り紙付きです。」

町「私は市立浦和高等学校の出身ですが、当時はいい意味でのんびりした雰囲気でしたが(笑) 、今や全国高校生英語ディベート大会の強豪校だとか。」

市長「ええ、昨年まで18回開催されている大会のうち6回は優勝している常連校です。これはあくまで一例ですが、市全体として「教育が充実しているまち」というイメージが広がったことが、子育て世代の方に選んでいただけるポイントの1つなのかな、と思います。」

「誰一人取り残さない」まちづくりは、学校から

町 亞聖さん

市長「町さんは、高校生の時からのお母様の介護、今日で言うヤングケアラー体験が、介護活動に関わるきっかけとお聞きしました。」

町「そうなんです。自分の経験で言うと、介護に悩む子どもが「市役所に相談に行く」って、ハードルが高いんですよね。1人だと、市役所という選択肢がそもそも浮かばない。」

市長「そうですよね。」

町「ですから、さいたま市が政令指定都市で初めてケアラー支援条例を施行(令和4年)し、ケアラーを支援すべき関係機関として「学校」の役割を明確に挙げたことはよかったと思います。実は昨年から、高校でヤングケアラーについて授業を行っているんですが、介護の専門職や地域包括支援センターの存在を学校の先生も知らないことが多いんです。私は長年、介護の現場の伝え手としての仕事をしてきましたが、こうした現状を見るにつけ、今後は教育の現場を重視していかなければ、と思うようになりました。子どもたちに正しい知識を伝え、教育、福祉、医療、介護の垣根をなくすために取り組んでいきたいと思っています。今の課題を私たちで解決して、次の世代にいいバトンを渡すために、小さいことからでも始めていかなければなりませんね。」

「包含社会」のトップランナーを目指して

新春対談の様子

町「9月に、子ども、子育て中の方、高齢者、障害を持つ方等様々な分野で支援を行っている団体が参加し、支援を受けたい方と支援者、また支援者同士をつなぐイベント「インクルーシブフェスタ」でMCを担当したのですが、さいたま市認知症希望大使にご出演いただきました。」

市長「認知症希望大使の任命は、政令指定都市では初めてです。本市の高齢化率は約23.3%。一見低く見えるのですが、人数にすると約31万人にもなります。135万人のうち31万人ですから、決して小さい数字ではありません。病気予防の施策、三次救急(重症者救急医療)など医療と福祉、そして認知症の方々をどう社会で支えていくか。さいたま市は、政令指定都市の中でも産業都市であると同時に生活都市の側面も非常に強いので、生活の質・人生の質をどう向上させていくかは重要なテーマです。」

町「介護、教育、育児と分けずに、一緒に考えることが重要だと思います。「ケア先進都市・さいたま」として、ケアを受ける人、する人の垣根を超えてみんなが幸せになれる社会が理想ですね。」 

楽しみにしてほしい、「大宮盆栽村開村100周年」 

盆栽「日暮し」レプリカ

町「さっきから気になっていたのですが、(対談会場の)この盆栽、すごく立派ですね。」

市長「実はこれ、本物ではなく3Dプリンターで作ったものなんです。」

町「えーっ、本当ですか!全然気づかなかった!」

市長「樹齢450年になる五葉松の「日暮し(ひぐらし)」という作品で、本物は大宮盆栽美術館でも1年に1回しか公開されない貴重な盆栽です。日暮しという銘には、「一日中見ていても飽きない」という意味が込められています。今年は大宮盆栽村開村100周年の記念の年でもあり、イベントも数多く行われますので、ぜひ市内外から多くの方々にお越しいただきたいですね。」

町「私も楽しみです!ぜひ足を運ばせてもらいます!」

市報さいたま

市報さいたま1月号について、詳しくは、こちらのページ(新しいウィンドウで開きます)をご覧ください。

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