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更新日付:2026年4月27日 / ページ番号:C130141
さいたま市教育委員会では、特別天然記念物「田島ケ原サクラソウ自生地」において7年間実施した自然科学分析等緊急調査の成果をまとめ、令和8年3月に『特別天然記念物田島ケ原サクラソウ自生地緊急調査報告書』(以下、「報告書」という。)を刊行しました。
今後は、
・効果的な保全管理の推進
・継続的なモニタリング
・国・県・市関係機関との連携強化
・市民への普及啓発
を進め、クラウドファンディング等による一層の財源確保にも努めながら、貴重な特別天然記念物の持続的な保全に取り組んでまいります。
荒川左岸に広がり江戸時代からサクラソウの名所として親しまれてきた場所で、約4.1ヘクタール内にサクラソウ等の希少な植物をはじめ約250種の野草が息づいています。
大正9年に、史蹟名勝天然紀念物保存法に基づき日本で初めて指定された天然紀念物10件のひとつとして選ばれ、昭和27年には、文化財保護法に基づき「天然記念物のうち世界的に又国家的に特に価値が高いもの」とされ、特別天然記念物に指定されました。
さいたま市と埼玉県の花がサクラソウであるのも、この田島ケ原サクラソウ自生地が、特別天然記念物として本市に所在することに由来しています。
平成15年度には約235万株まで記録したサクラソウですが、その後、減少の一途をたどり、令和7年度には約45万株とピーク時の約5分の1まで減少し、危機的状況に瀕しています。
サクラソウの減少要因を総合的・科学的に把握するため、令和元年度に多分野の学識経験者などから指導や助言を受けるため「田島ケ原サクラソウ自生地自然科学分析等緊急調査検討会」を設置し、令和7年度までの「特別天然記念物田島ケ原サクラソウ自生地自然科学分析等緊急調査」の中で、遺伝子解析や土壌分析、灌水実験等の多角的な調査・実験を重ね、田島ケ原サクラソウ自生地の実態が徐々に明らかになってきました。
本報告書は、それらの成果を取りまとめ、今後の田島ケ原サクラソウ自生地の保全に向けた重要な指針として活用することを目的とし、作成したものです。
あいさつ、特別天然記念物田島ケ原サクラソウ自生地緊急調査報告書刊行にあたって、例言、目次
Ⅰ章 さいたま市における田島ケ原サクラソウ自生地保存経過のまとめ
1 「田島ケ原サクラソウ自生地」の環境
2 「田島ケ原サクラソウ自生地」の歴史的経緯
3 これまでの実態調査と保全の取組
Ⅱ章 特別天然記念物田島ケ原サクラソウ自生地緊急調査報告
1 特別天然記念物田島ケ原サクラソウ自生地緊急調査概要について
2 サクラソウの生育調査
3 サクラソウの生育環境調査
4 サクラソウの生育に関する実験
5 土壌等の環境要因に関する実験
6 調査総括
7 保全・管理について
8 関係法令
本報告書は、
・特別天然記念物の科学的調査成果の体系的資料
・今後の保全管理の指針となる重要な研究成果
・市民・研究者・行政が共有できる基礎データ
として、田島ケ原サクラソウ自生地の持続的な保全のため活用してまいります。
・市ホームページ
・各区役所情報公開コーナー
・各さいたま市立図書館
文化財保護課
課長:金子
担当:村井、姫野、石田、磨田
電話:048-829-1723
内線:4133
教育委員会事務局/生涯学習部/文化財保護課
電話番号:048-829-1723 ファックス:048-829-1989