さいたま市と戸田市にまたがる「内谷・美女木地区」の生活道路では、国道298号など周辺幹線道路の混雑を避けた通過交通が進入し、交通安全上の課題を抱えています。
この課題を解決するため、令和6年10月10日に北首都国道事務所、さいたま市、戸田市、関係機関、地域の皆様による「第3回生活道路交通安全対策ワークショップ」を実施して対策を検討しました。
検討の結果、同地区の生活道路において、物理的デバイスである可搬型ハンプ(通行する自動車の速度を抑制するために道路上に設けられたゆるやかなコブ)を設置し、国とさいたま市、戸田市が連携して実証実験を行うことになりました。
実証実験の結果を受けて効果の検証を行い、「第4回生活道路交通安全対策ワークショップ」では対策案の評価・見直し、ハンプ本設置に向けた調整を行う予定です。
設置期間
令和7年2月12日(水曜日)から令和7年3月3日(月曜日)まで
※設置・撤去の工事期間を含む
設置箇所
内谷・美女木地区内の生活道路2路線・各2箇所
地区の概要と実証実験までの経緯
本地区には、周辺の幹線道路の混雑を避けた抜け道交通が多く流入しており、抜け道車両の速度超過や急ブレーキが多発しています。本地区の生活道路における安全性を高めるため、これまでに生活道路交通安全対策ワークショップを3回実施しました。第3回ワークショップでは、対策案と可搬型ハンプによる実証実験について討議しました。
【第3回生活道路交通安全対策ワークショップ 】
開催日:令和6年10月10日(木曜日)
開催場所:さいたま市立内谷中学校
討議内容:対策案の最終確認、実証実験に関する周知方法・効果の検証方法について
メンバー:地域住民の皆様(自治会)、小・中学校、有識者(埼玉大学)、交通管理者(埼玉県警察)、道路管理者(さいたま市・戸田市)、国土交通省
【参考】
第1回生活道路交通安全対策ワークショップについては
こちらをご覧ください。
第2回生活道路交通安全対策ワークショップについては
こちらをご覧ください。
調査について
実証実験前と実証実験中に調査(交通量・走行速度・騒音振動調査)を実施予定です。
※荒天の場合、翌日以降に順延の可能性があります。
調査日
実証実験前:令和7年2月5日(水曜日)10時から24時間
実証実験中:令和7年2月26日(水曜日)10時から24時間
今後のスケジュール
実験前と実験中には、地区内を走行する車両の速度変化や抜け道交通量の計測、地域住民の居住環境への影響(騒音・振動)を調査し、対策効果を確認しながら対策案を最終確定する予定です。
問い合わせ先
道路環境課
課長:山﨑
担当:関根、川島
電話:048-829-1490
内線:3533
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