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更新日付:2024年7月22日 / ページ番号:C115711

(令和6年7月22日発表)さいたま市文化財研究チームの成果を紹介します!

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令和5年9月に発足した、大宮国際中等教育学校と、文化財保護課の「文化財研究チーム」による成果をご紹介します!

       チラシ    生徒  

さいたま市文化財研究チームとは  

さいたま市には、国や県、市から指定を受けたすばらしい文化財が数多く存在します。しかし認知度が低く、特に国の指定史跡である「真福寺貝塚」は大変貴重な史跡であるにもかかわらず、市民の皆様にあまり知られていません。                                           そこで学芸員の仕事や発掘調査を体験しながら、「さいたま市の宝」である文化財を、どうしたら多くの人に知ってもらえるのか、どのように後世につなげていくのかを一緒に考えるため、大宮国際中等教育学校と文化財保護課により令和5年9月「文化財研究チーム」を発足させました。

■参加者:1年生~5年生 合計8名

■開催日:令和5年9月15日(金)、10月6日(金)、12月1日(金)、令和6年2月2日(金)(全4回)

取組内容として

■第1回:オリエンテーション(令和5年9月)

文化財保護課の学芸員が、学芸員の仕事や発掘調査の方法、真福寺貝塚の歴史や魅力について説明しました。

■第2回:真福寺貝塚体験発掘(令和5年10月)

実際に国指定史跡真福寺貝塚に出向いて学芸員の指導のもと発掘調査を体験しました。貴重な土器の欠片や美しい玉類などを間近で見ることが出来ました。

■第3回、第4回:PR方法、アイデア発表(令和5年12月)(令和6年2月)

これまでの講義や発掘体験を生かして、第3回では真福寺貝塚のPR方法を考え、第4回でお互いに発表を行いました。ポスター作りをはじめ、動画やSNSを使った発信など、生徒達から様々な意見が出されました。また、岩槻区にある「岩槻菓紗里 藤宮」様の御協力により実現した、文化財キャラクター「福みみーズ」をモチーフにした和菓子(落雁)の商品名を考えました。

生徒2発掘講義2      

成果として

第4回で商品名を考えた和菓子が、「岩槻菓紗里 藤宮」様の、本町店及びにぎわい交流館いわつき(ヨロ研カフェ)にて令和6年7月より実際に販売されることになりました。
商品名は、真福寺貝塚の「福」(ぷく)と真福寺貝塚出土の重要文化財 みみずく土偶の「み」をとって、響きが可愛く、親しみやすくて覚えやすいということで「ぷくみ」と名付けました。
生徒達の提案したキーワード「縄文」「真福寺貝塚」「みみずく土偶」「落雁」、全て詰まった商品名です!
 
  しおり   おかし3
 

取組を通して

「さいたま市の文化財をPRするにはどうしたら良いか?」と発足した「文化財研究チーム」でしたが、生徒達の色々なアイデアや子供らしい自由な発想に、文化財保護課としても大変刺激になる取組となりました。
また生徒達にとっても、自分達が考えた商品名が形となって実際に販売されたことに、「嬉しい」「感動した」「貴重な経験になった」との声や、「文化財研究チームに参加して良かった」「ワクワクして楽しかった」「考古学に興味を持った」といった感想もいただきました。
今後もさいたま市教育委員会では、国指定史跡真福寺貝塚をはじめとした文化財のPRを推進するとともに、児童・生徒たちの夢や社会参画を後押しするような取組を実施していきます!
 

問い合わせ先

  文化財保護課
  課長:小林
  担当:𠮷岡、奥山、有山
  電話:048-829-1723
  内線:4135
 

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教育委員会事務局/生涯学習部/文化財保護課 
電話番号:048-829-1723 ファックス:048-829-1989

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