ページの本文です。
更新日付:2024年2月2日 / ページ番号:C112606
令和6年1月に「共生社会の実現を推進する認知症基本法」が施行されました。認知症基本法では、これまで取組が進められてきた保健・医療・福祉の提供体制の充実に加え、認知症の人の尊厳や意向に配慮した「共生」に関する多様な取組(認知症の人の社会参加支援、多様な主体との連携(認知症バリアフリー))などがより一層求められています。
さいたま市では、これまで養成を進めてきた認知症サポーターの取組を更に発展させた、「さいたま市チームオレンジ」の取組を新たに開始し、認知症の人の尊厳や意向に配慮しながら、認知症の人が自分の住み慣れた場所で自分らしく生きることができるまちの実現を目指します。
さいたま市チームオレンジは、認知症の人や家族、認知症サポーターがともに行う地域活動による取組「1.チームおれんじ」と認知症の理解や支援など行う企業活動による取組「2.認知症フレンドリー企業・団体」の2本立ての新たな登録制度になります(令和5年11月から登録受付を開始)。
登録制度を通じて、市は登録チームや企業等の支援やPR(ピーアール)を行います。
※さいたま市チームオレンジは「1.チームおれんじ」「2.認知症フレンドリー企業・団体」による2つの取組の総称をいいます。
![]() |
【対象】
・本市に所在地を有し、又は活動の拠点がある団体
【登録要件】
・所属するメンバー1名以上が、認知症サポーターステップアップ講座を受講している、又は受講する予定であること
・認知症の人がチームの一員として、認知症の人本人が主体的に参加できるように努めていること
【申請方法】
・申請書を各区高齢介護課に提出
【登録後】
・活動情報を市ホームページで公開
・地域包括支援センターに配置するコーディネーターによる活動支援
2.認知症フレンドリー企業・団体
【対象】
・市内で事業活動を展開する企業・団体
※業種・規模は問わず、支所・支店単位で登録可能
【登録要件】
次のいずれか一つの要件を満たせば、登録可
・企業内において認知症の理解を深める人材育成を行っている
・認知症に関連した地域活動や市の施策を支援する取組を行っている。
・認知症の人などをサポートする社内制度を設けている
・認知症の人が利用しやすいサービス開発や環境整備を行っている
【申請方法】
・専用フォームによるオンライン申請
(オンライン申請はこちらから:https://www.city.saitama.lg.jp/002/003/003/004/004/p099695.html)
【登録後】
・活動情報を市ホームページで公開
・登録企業向けに市の認知症関連情報を定期的にメールで配信 など
1.チームおれんじ
チーム員が活動する際に身につけるチームグッズなどを配布しています
登録証![]() |
Tシャツ![]() |
スペシャルリング![]() |
バッジ![]() |
2. 認知症フレンドリー企業・団体
店頭や窓口で掲示する啓発品などを配布しています。
登録証![]() |
認定盾![]() |
ステッカー![]() |
取組の開始に合わせ、さいたま市チームオレンジWEB を開設しています。(https://www.city.saitama.lg.jp/002/003/003/004/004/p099677.html)
また、市民、企業、関係者などに向けて登録や活動を行う際のチームオレンジガイドブックを作成しています(さいたま市チームオレンジWEBから閲覧、ダウンロード可能)。
さいたま市チームオレンジのロゴマークは認知症の人本人で構成されたワーキングチームから頂いた意見を基にデザインしました。
![]() さいたま市チームオレンジロゴマーク |
【コンセプト】
「人(目と口)」:
認知症の人も含めてまちで暮らす人々が、お互いを理解し、寄り添いながら、補い合う様子が描かれています。また、その様子が人の顔にも模され、笑顔になっています。
「まち(顔)」:
中心の人を囲む「まち」が円状に描かれ、顔の形にもなっています。認知症の人も含めた人々が、まち全体で、 「共生」や「共創(まちづくり)」する様子として描かれています。
いきいき長寿推進課
課長:岩瀬
担当:高橋、佐藤、松尾、山本
電話:048-829-1286
内線:3095
FAX:048-829-1981
福祉局/長寿応援部/いきいき長寿推進課 介護予防係
電話番号:048-829-1286 ファックス:048-829-1981