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更新日付:2025年11月17日 / ページ番号:C125449
さいたま市は、平成17年12月に制定した「さいたま市平和都市宣言」に基づいて、「核兵器等の廃絶」と「世界の恒久平和実現」に貢献するため、平和推進事業に取り組んでいます。
今年(令和7年)は、戦後80周年・さいたま市平和都市宣言の制定20周年の節目の年です。
市民の皆様に平和への関心を高めていただく機会として、また、平和の尊さや大切さについて考える機会としていただくため、平和展「平和祈念講演会」及び「平和祈念写真展」を開催しました。

【日時】令和7年8月3日(日曜日)13時から16時まで
【会場】RaiBoC Hall(さいたま市民会館おおみや)7階小ホール
【内容】(1)開会
(2)主催者挨拶
(3)子ども平和フォトコンテスト表彰式
(4)講演1/佐伯 博行氏(埼玉県原爆被害者協議会)
(5)講演2/福島 正樹氏(国境なき医師団・心理士)
(6)ミニコンサート/松井 咲子氏(元AKB48)
(7)閉会
※講演及びミニコンサートの出演者のプロフィールはコチラ

今年は、広島と長崎に原爆が投下されてから、そして、戦争が終わってから80年の節目の年に当たります。
また、本市が、戦後60年となる平成17年に「平和都市宣言」を制定し、核兵器等の廃絶と世界の恒久平和実現に貢献することを誓ってから20年の節目でもあります。
これだけの時を経てもなお、世界では他国への侵攻や地域紛争が絶えず、多くの命が失われるなど、世界情勢は混とんとした状況にあります。
本市では、このような時こそ、原爆被害の実相、戦争や紛争の実情を知り、平和について考えることが大切であるとの思いから、平和祈念講演会を開催することとしたものです。

子ども平和フォトコンテストには、小学生の部 90作品、中学生の部 57作品、高校生の部 50作品、3部門で合計197作品の応募がありました。
応募作品の中から厳正な審査の結果、最優秀賞 各部門1作品、優秀賞 各部門3作品、奨励賞 全28作品を決定し、最優秀賞及び優秀賞を受賞した皆さんに表彰状の授与を行いました。
普段、何気なく過ごしている日常の中にも、たくさんの平和を感じる瞬間があるのだと気づかされました。
※子ども平和フォトコンテストの詳細はコチラ
講 師:佐伯 博行氏(埼玉県原爆被害者協議会)
テーマ:私の被爆に関する体験

講 師:福島 正樹氏(国境なき医師団・心理士)
テーマ:明日を想像できることー紛争地から帰った僕が感じた平和のかたちー

出演者:松井 咲子氏(元AKB48)

私たちにも身近な音楽を通して、平和への想いを伝えていただきました。
改めて、平和は大事に守っていかなければならないものだと感じました。
【期間】令和7年8月12日(火曜日)から19日(火曜日)まで
【会場】さいたま市大宮図書館(大宮区役所内)1階 展示スペース
【内容】(1)さいたま市平和都市宣言パネルの展示
(2)さいたま市子ども平和フォトコンテスト入賞作品の展示
(3)国境なき医師団所蔵の紛争地の様子やそこで暮らす人々等の写真展示
(4)平和首長会議所蔵のポスターの展示
(5)折り鶴コーナー、アンケートコーナーの設置 等
【テーマ】「光と影」
子ども平和フォトコンテストの入賞作品を「光(平和)」、一方で紛争地などの写真を「影(戦争)」として対照的な状況を展示することで、「平和」と「戦争」という、相反する要素が同時に存在することを写真で表現しました。
私たちがいる世界のどこかでは、戦禍により多くの人々の命や日常が奪われています。これまで当然だと思っていた平和な生活が、実は当たり前ではなく、大事に守っていかなければならないことや、「平和」と「戦争」それらは表裏一体であり、一歩間違えれば私たちの住む世界でも起こり得てしまうということを考えてもらうことで、平和への意識や関心を促すきっかけを創出しました。




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