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更新日付:2024年3月18日 / ページ番号:C113362
男女共同参画意識の啓発事業の一環として、また市民の皆様をはじめ、取組を推進する団体・事業者等の皆様との間の有機的なネットワークを醸成する場として、さいたま市男女共同参画推進センター(愛称:パートナーシップさいたま)の主催により開催しました。
開催期間:令和6年1月17日(水)~2月16日(金)
オンライン特設ホームページ&会場(パートナーシップさいたま)にて開催
チラシ画像をクリックすると、チラシをダウンロード出来ます。
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2つのテーマの「基調講演」動画をオンデマンド配信しました。
テーマ1.【切実な「女性×働く」それでも一歩踏み出せば自分も社会も変わる!】 | |
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講師紹介 浜田 敬子さん(ジャーナリスト/前Business Insider Japan統括編集長/AERA元編集長 ) 1989年に朝日新聞社に入社。99年からAERA編集部。副編集長などを経て、2014年からAERA編集長。2017年3月末に朝日新聞社を退社後、世界12カ国で展開する経済オンラインメディアBusiness Insiderの日本版を統括編集長として立ち上げる。2020年末に退任し、フリーランスのジャーナリストに。2022年8月に一般社団法人デジタル・ジャーナリスト育成機構を設立。2022年度ソーシャルジャーナリスト賞受賞。 「羽鳥慎一モーニングショー」「サンデーモーニング」のコメンテーターや、ダイバーシティなどについての講演多数。著書に『働く女子と罪悪感』『男性中心企業の終焉』『いいね!ボタンを押す前に』(共著)。 |
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内容報告 浜田さんご自身のキャリアを振り返りながら、歩んできたキャリアのなかで感じてきた「壁」と、「壁」の原因である構造的問題についてお話されました。また、その構造的問題の解決は、女性だけではなく、男性も含めたすべての働く人にとって有益であるとともに、組織が激動の時代を乗り越えるために必要不可欠であることを、改革を進める先進企業の取り組みとともにお話されました。講演の最後には、「一人ひとりが一歩踏み出すことで、仕事が面白くなるだけでなく、社会を変えることにもなる」とお話されました。 |
テーマ2.【セクシュアルマイノリティの住宅問題】 | |
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講師紹介 葛西(くずにし) リサさん(追手門学院大学地域創造学部准教授 ) 学術博士。神戸大学大学院自然科学研究科修了。ひとり親世帯、DV被害者、セクシュアルマイノリティの住生活問題を専門とする。都市住宅学会研究奨励賞(2009)、住総研研究選奨(2016)、都市住宅学会研究論文賞(2019)を受賞。2021年より国土交通省「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業評価委員会」委員。『13歳から考える住まいの権利』(2022かもがわ出版)ほか著書多数。 |
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内容報告 可視化がされづらい、セクシュアルマイノリティの住宅問題について、詳細・具体的なデータや当事者の声とともに、「LGBTQの住宅問題の実態」、「不動産業界の取り組み」、「行政の取り組みの現状と課題」についてお話をいただきました。講演の最後には、住宅領域のダイバーシティ化に向けて、行政、不動産業界、非営利組織がそれぞれの権能を活かし、相互に手を取り合って問題の解決を図り、全ての人が「だれと住むかは私が決める」ことができる社会を実現するべきであるとお話されました。 |
フェスタ開催期間中、会場(パートナーシップさいたま)や、オンライン特設ホームページにて出展団体による様々なイベントが開催されました。
団体名(五十音順) | 出展コンテンツ | 実施日時 | 会場 |
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蒼い空の会 |
あおいそら こころのケア講座 ピアサポートグループ |
2月10日(土) 15:45~16:45 |
パートナーシップさいたま プレイルーム(託児の実施は無し) |
生きづらわーほり プロジェクト |
つながりワーカー養成研修 |
2月12日(祝・月) |
パートナーシップさいたま 会議室3 |
えいけいじぇい |
対話型コミュニケーション講座 「らいオンはーとの作り方」 |
2月10日(土) 10:00~11:30 |
パートナーシップさいたま 会議室3 |
さいたま市女性学研究会(ゆい) |
ゆい ブックトーク |
2月4日(日) 14:00~16:00 |
パートナーシップさいたま 会議室3 |
Spring Up | パネル展示 「知って欲しい生理のリアル」 |
フェスタ開催期間中 | 開催期間中 パートナ-シップさいたまにて展示 |
TG+NBの会 |
「TG+NBの会」オープンミーティング |
1月20日(土) 14:00~16:00 |
パートナーシップさいたま 会議室1・2 |
Dulces(ドルセ) |
女性の社会活動を応援する、託児付き ワークショップ |
1. 1月21日(日) 2. 2月16日(金) 3. 2月7日(水) |
パートナーシップさいたま 1. 会議室3 2. 会議室2 3. 会議室2 託児はプレイルームで実施 |
活動紹介 パネル展示 | フェスタ開催期間中 | 開催期間中 パートナ-シップさいたまにて展示 |
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NPO法人にじの絲 |
マッチングファンド事業 「まず大人が知ろう! 自分らしく生きていくための 性の知識Vol.2」講座動画 プレイバック配信 |
フェスタ オンデマンド配信 |
フェスタ オンデマンド配信 |
NPO法人ハンドセラピー・彩 |
ハンドセラピー体験講座 |
2月11日(日) AM(10:00~ 2回開催 |
パートナーシップさいたま 会議室1・2 |
株式会社ポーラ 大宮西口店 |
自由な自己表現を応援! メークアップ講座 |
2月4日(日) 10:00~12:00 |
パートナーシップさいたま 会議室3 |
まんなかタイムス | 「まんなかラボ 50代 まんなか世代怒りのヒミツ」 共催:リスニング・ママプロジェクト |
1月27日(土) 10:00~12:00 |
パートナーシップさいたま 会議室3 |
フェスタラジオ01 「まんか世代だから知りたい! 誰も教えてくれなかった怒りのヒミツ講座」 フェスタラジオ02 「誰もがありのままに暮らせる 彩の国を目指して」 フェスタラジオ03 「性のマナビバ NPO法人にじの絲」 |
順次公開しました | ー | |
Mimosa to Mirai 63 | 団体の都合により出展中止 となりました。 |
団体の都合により出展中止 となりました。 |
団体の都合により出展中止 となりました。 |
令和5年度に男女共同参画推進センターで実施したオンライン講座動画の一部を「プレイバック」として再配信しました。
各講座をクリックすると、内容報告ページをご覧になれます。
講座名 | 内容 | 講師 |
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「国内外の取材を通して考えるジェンダー平等」 ジェンダー平等は、SDGs(持続可能な開発目標)の1つであり、同時にすべての目標達成にかかわるとされています。今回の記念事業では、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんにお話しいただきます。世界各地で起きる争いに巻き込まれる人々の声に耳を傾け続ける安田さんの視点から、国内外の取材地や、日本の報道現場でも感じるジェンダーギャップについてお聞きします。 |
安田 菜津紀 さん (認定NPO法人Dialogue for People副代表 ) |
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「性犯罪被害者支援のために知っておきたいこと」 上谷先生は、DV・離婚・性犯罪の案件を担当することも多く、また、日本テレビ「世界一受けたい授業」 に、著書『おとめ六法』の解説で出演するなど、法律を身近な視点で紹介されています。 今回のセミナーでは、刑法の性犯罪規定のことをはじめ、万が一のとき、法律は私たちにどのように寄り添ってくれるのかお話しいただきます。 また、家族・友人、児童生徒など身近な人が被害に遭ったときの心得もお伺いします |
上谷 さくら さん |
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「トランスジェンダー生徒交流会からの発信」 性自認に悩みを持つ子どもにとっての学校経験とはどのようなものか、サポートのためにどんなことができるのか、高校教員で、トランスジェンダー生徒交流会世話人の土肥いつきさんにお話をうかがいます。 |
土肥 いつき さん (京都府立高校教員) |
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「アートの世界はジェンダー平等?事例をもとに考える」 美術館に収められている芸術作品のほか、ポスターやCMなどにも、無意識のジェンダーバイアスがひそんでいるものがあります。 東京新聞の人気連載「炎上考」の筆者・吉良智子さんに、事例を挙げて、ジェンダーの視点で読み解いていただきます。 |
吉良 智子 さん (日本女子大学学術研究員 ) |
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「元女子サッカー選手だからこそ!フードトラックつくみの挑戦」 浦和レッズレディースで活躍されていた西口 柄早さんを講師にお招きし、女子サッカー選手 からキッチンカー事業への転身や仕事のやりがいについてお聞きします。また、女性アスリートのセカンドキャリアから考える、女性のライフデザインについてもお話しいただきます。 |
西口 柄早 さん |
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DV防止セミナー | 「DV加害者プログラムの実践から」 2001年にDV防止法が制定されて以来、長年の取り組みにより夫婦・恋人間の暴力は止めるべきものであることは広く知られていますが、「禁止するだけ」「離れる・別れるだけ」では問題解決にはならず、加害者を対象とする取り組みも必要と言われています。 そこで、男性を対象とした「加害者プログラム」に長年携わる、エープラスの吉祥眞佐緒さんに、プログラムの趣旨や、取り組みから見えてくることについてお話をうかがいます。 |
吉祥 眞佐緒 さん(一般社団法人エープラス代表理事) |
ケアと労働を考える講座 | 「中高年シングル女性の生き方・働き方」 中高年シングル女性の問題が語られることが少ないことを受け、ネットワークづくり等の活動をされている団体「わくわくシニアシングルズ」代表の大矢さよ子さんをお招きします。 昨年度、同団体で実施した「中高年シングル女性生活実態調査」から見える現状や、中高年シングル女性の生き方・働き方についてお話いただきます。 |
大矢 さよ子 さん (わくわくシニアシングルズ代表) |
「男性のライフサイクルと悩み」 「『男らしさ』っていつ、どんなふうに自分の中で根付いていったのだろう」ふとそんなことを考えることがあります。 幼児期、児童期、成人期・・・とライフサイクル別にどんな「男らしさ」の悩みや課題があるのかをご一緒に考えてみませんか。「男らしく」から「自分らしく」生きるヒントを探ります。 |
福島 充人 さん |
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リプロダクティブ・ヘルス /ライツ講座 |
「安心・安全な中絶について考えよう~世界と日本の中絶事情~」 日本の中絶の現状は、WHOの提言に則さない部分もあり、女性の心身の健康と権利に影響 があるという声が上がっています。WHOを始めとする世界の潮流、日本の現状、梶谷さんの活動から、日本での安心で安全な中絶について考えます。 |
梶谷 風音 さん (#もっと安全な中絶を メンバー) |
メディア・リテラシー講座 | 「テレビ・ラジオの世界のジェンダー最新情報」 マスメディアの中でも、テレビやラジオなどに登場する人物やトピックスは、私たちの日常生活に大きな影響力を持っています。 「放送局女性割合調査」などの取り組みで、放送業界のジェンダー平等をめざす岸田花子さんに、現状と目指す方向についてお話をうかがいます。 |
岸田 花子 さん (日本民間放送労働組合連合会委員長) |
オンライン特設ホームページと、パートナーシップさいたまでのパネル展示にて、さいたま市における男女共同参画に関する取組を紹介しました。
(関連する市ホームページをご覧いただけます。)
・さいたまイクボス共同宣言事業者からのメッセージ
・男女共同参画クイズ(YouTubeで開きます。)
・男女共同参画社会情報誌「You&Me~夢~」、広報誌「鐘の音」の紹介
・各種相談のご案内
・人権政策のご紹介
市民局/人権政策・男女共同参画課/男女共同参画推進センター
電話番号:048-643-5816 ファックス:048-643-5801