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更新日付:2025年1月14日 / ページ番号:C118530
令和5年度においては、さいたま市から鉄道事業者への事業実施要請が予定されていたが、物価高騰等社会情勢の著しい変化などの理由から、要請が延期とされた。
市民より大きな落胆と延伸実現を不安視する声が上がっている中、地下鉄7号線延伸の実現を前提とした下記の早期着手・明確化による、一日も早い鉄道事業者への事業実施要請をお願いいたしたい。
1 「さいたま市高速鉄道東京7号線整備基金」の継続的な積み増しの着手
2 鉄道事業者への事業実施要請の具体的なスケジュールの明確化
3 地域住民との共創による中間駅周辺のまちづくりの推進
【詳細要望内容】地下鉄7号線延伸事業については、令和5年度末に鉄道事業者に対する事業実施要請がなされる見通しでしたが、労務費、資材単価の高騰などに伴う概算建設費の増加や工期の長期化が新たな課題となったことから、去る令和6年1月24日(水)に事業実施要請の延期が発表され、市民からは大きな落胆と延伸実現を不安視する声が上がっております。
しかしながら、令和6年1月24日(水)には事業実施要請の延期だけでなく、鉄道事業者の技術支援を受けて進める新たな検討手順が示され、また、3月22日(金)にはさいたま市、(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構、埼玉高速鉄道(株)、埼玉県による「地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)延伸連絡調整会議」の第1回会議が開催されるなど、課題解決と早期事業着手に向け地下鉄7号線延伸の整備、収支、運行の各計画の精査、深度化を図る検討・調整が進められていると推察しております。
つきましては、清水市長のリーダーシップのもと埼玉県及びさいたま市議会・埼玉県議会、さらには市民・企業・関係団体と一体となり、地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)の延伸実現に向け、一日も早い鉄道事業者に対する事業実施要請をしていただきますようお願い申し上げます。
また併せて、改めてさいたま市民に対して延伸を前提とした事業への理解・支持を広げ、更なる機運の醸成を図るためにも下記の事項について、特段のご配慮を賜りますようにお願い申し上げます。
1 「さいたま市高速鉄道東京7号線整備基金」の継続的な積み増しの着手
本延伸計画の実現を前提に、建設費等の大きな財政負担と想定される工期を見据えた「さいたま市高速鉄道東京7号線整備基金」の計画的・継続的な積み増しの着手
2 鉄道事業者への事業実施要請の具体的なスケジュールの明確化
埼玉県・鉄道事業者との連携による延伸計画の精査・深度化の早急な取組と鉄道事業者への事業実施要請までの具体的なスケジュールの早期の提示
3 地域住民との共創による中間駅周辺のまちづくりの推進
勉強会やワークショップを通じた地域住民との十分な意見交換、ビジョンの共有による、延伸地域の更なる成長・発展につながるまちづくりの推進
1 「さいたま市高速鉄道東京7号線整備基金」の継続的な積み増しの着手
現在、さいたま市「ふるさと応援」寄附のうち、「高速鉄道東京7号線整備基金」を指定された寄付金について、積立を行っております。
計画の深度化を早期に行うとともに、今後の基金の積立についても検討してまいります。
2 鉄道事業者への事業実施要請の具体的なスケジュールの明確化
本年1月の鉄道事業者への技術支援要請に基づいて、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、埼玉高速鉄道株式会社、埼玉県、そして本市が4者一丸となって検討、協議を進めております。
現在は、都市鉄道等利便増進法の要件に適合するように、建設費の縮減や工期の短縮とともに、事業効果の向上策などの検討を進めております。
事業実施要請の時期については、要請の時期を明確化するために計画の深度化や関係者との調整が必要であり、現時点で確定的なことを申し上げる段階には至っておりませんが、可能な限り早期に事業実施要請を行いたいと考えております。
3 地域住民との共創による中間駅周辺のまちづくりの推進
中間駅周辺のまちづくりについては、今年度、地域住民とまちづくりのビジョンを共有するためのワークショップ・勉強会の実施や、まちづくりへのニーズ把握のための民間事業者へのヒアリングを実施しております。
その上で、施行エリアや土地利用計画等、土地区画整理事業に係る検討を実施し、地下鉄7号線延伸事業との相乗効果を最大限発揮するまちづくりを推進してまいります。
都市戦略本部/未来都市推進部
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