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更新日付:2024年9月25日 / ページ番号:C116343

令和5年度「子どもの提案」後期における反映事例の紹介

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令和5年度「子どもの提案」後期の反映事例を紹介します。【令和6年8月現在】
※令和6年度から「子どもの提案」は、名称を「子ども・若者の提案」に変更しました。
 

テーマ:認知症の人にやさしいまちになるためには/認知症を正しく理解するためには?

認知症の人は、何も分からない、何もできないわけではありません。誤解や偏見をなくし、正しく知るためのアイデアを聴かせてください。
担当課:いきいき長寿推進課

主な提案概要

反映事例

認知症に関する講演会や講座の開催、認知症の人や家族などと触れ合えるイベントを行う

・認知症を知らない人に理解してもらえるよう講座や説明会を開いたり、認知症の体験ができるような体験会を開いて認知症の人がどのような思い・状況になっているかを、たくさんの人に知ってもらうと良いと思います。

・認知症は、認知症になってしまった人にしか分からないものなので、認知症になってしまった人に協力してもらい、認知症の人はどんな物が見えてどんな気持ちになるのかを、実際に認知症の人が認知症を詳しく知らない人に教えると良いと思います。

認知症の人やご家族、ボランティアの方等も参加し交流を図る「オレンジカフェ」を開催していますが、新たに「認知症希望大使」も運営に携わる「カフェちいとも」がオープンしました。

カフェ体操カフェ体操2

学校教育の中で「認知症」について学ぶ機会を持つ 

・小、中学校の特別授業などで認知症の授業を行い、子どもたちに認知症に関する正しい知識を身に付けてもらうと良いと思います。

・学校の授業などで「もしも身近な人が認知症になったらどうするか」ということを学び考える学習の 時間を設けると良いです。

・学校での学習の一環として「認知症サポーター養成講座」や「老人ホームでの会議」の様子を見学するなど、校外学習を推奨します。

さいたまいきいき長寿応援プラン2026「さいたま市認知症施策推進計画(令和6年3月)」における基本施策1「認知症の人に関する理解の増進等」の参考としました。
チャレンジスクール運営会議で認知症サポーター養成講座の開催を依頼しました。

基本施策1
 

サポーター講座(中学)

疑似体験や認知症予防の取組、危機感を持つことで、身近なことと感じてもらう
・老人ホームなどで認知症を防ぐ活動をする。認知症の定期検査を推奨するポスターを貼ると良いと思います。
・VRなどで認知症の人からの視点を体験できる施設を作ると良いです。アプリや動画を使用するのも良いと思います。
・もし認知症になったときどうするかを家族で話し合うことを推奨すると良いと思います。

さいたまいきいき長寿応援プラン2026「さいたま市認知症施策推進計画(令和6年3月)」における基本施策2「認知症予防に資する可能性のある活動の推進」の参考としました。


 

基本施策2

支援を充実させることで認知度を向上させる
・認知症の人を考慮したバリアフリーのデザインを普及させて介護者の負担を減らしたり、介護者への 支援または養成などを行うことで、地域全体の関心を高め正しい理解を得ると同時に、認知症の人やその家族を応援することができると思います。
・難しいかもしれませんが、認知症の人のための施設を増やすということだと思います。それにより家族の負担が減り、認知症の人も安心な環境を作れると思います。

さいたまいきいき長寿応援プラン2026「さいたま市認知症施策推進計画(令和6年3月)」における基本施策3「医療・ケア・介護サービス・介護者(ケアラー)への支援」の参考としました。
 

基本施策3

認知症の人の活躍の場を増やす
・認知症の人々の社会復帰を目指すため、認知症の人々が注文を取る食堂を作って「注文を間違える食堂」とすれば、認知症の改善にもなるのではないでしょうか。
・認知症の人が独自に事業を行おうとしている場合に援助すると良いと思います。
・認知症の人にもできる仕事はたくさんあるので、認知症の人も雇う会社(仕事)を増やしてほしいです。
・認知症患者への偏見をなくすために、認知症患者のみでのスポーツ大会などを行うと良いと思います。
・認知症の人と一緒にレクリエーション等の地域交流ができる機会があったらいいと思います。実際に認知症の方に何かしらのプロジェクトや演劇などを企画してもらい、実際に実行してみればいいのではないでしょうか。

認知症であることがわかるマークやGPSを付ける
・認知症の人が付けるリングや、「助けてほしいです。」と書かれているマークのようなものを作ると良いと思います。
・認知症を示す、大きく目立つキーホルダーなどを作り、配ると良いと思います。学校でもそのことに ついて教え、理解してもらうと良いです。
・地域にもサポートをしてもらうためにも、任意で認知症のステッカーを送り、玄関ドアに貼ってもらう事で、周りの人のサポートを得られるようになるのではないでしょうか。

認知症であることを本人や家族などが隠さないようにするなど、市民の意識を変える
・認知症の人やその家族を応援するために、認知症の人の家族の気持ちなど相手の立場や状況を想像して思いやりの心を持つことで、他人事と捉えるのではなく身近なこととして捉えるようにすると良いと思います。
 ・認知症になっている方、その人を世話している方たちが積極的にその症状や、困っていること、認知症でもできること、助けが必要なこと、今行っている取組のことなどを公に発表していくなどの活動の活発化が必要だと思います。

 

令和6年7月4日、認知症希望大使を任命し、研修や集い、講演会等で活動してもらうこととなりました。

大使

※さいたま市認知症希望大使(認知症本人大使)について
 

さいたまいきいき長寿応援プラン2026「さいたま市認知症施策推進計画(令和6年3月)」における基本施策4「認知症バリアフリーの推進・若年性認知症の人の支援・社会参加支援」の参考としました。

基本施策41.

基本施策42.


 

テーマ:認知症の人にやさしいまちになるためには/認知症の人やその家族を地域で応援するためには?

認知症の人やその家族が健やかに暮らせるように、一緒に地域で活動をする仲間を増やすためのアイデア を聴かせてください。
担当課:いきいき長寿推進課

主な提案概要

反映事例

チームオレンジを増やす 

・チームオレンジの取組について「市報さいたま」やポスターに載せて知ってもらえるようにすると良いと思います。 

・認知症のことをもっと知り、また、認知症の方と直接触れ合うことで、認知症をより身近な病気と感じることができます。それをきっかけに認知症に興味を持った学生たちが「チームオレンジ」などを通じて認知症の人やその家族を支援する、また学生たちが家で親に話すことで親世代、さらには社会全体が「チームオレンジ」の存在や、認知症とは何なのか知ることにつながります。 

・チームオレンジの行動内容や実績を市のホームページ上で公表し、チームオレンジの魅力をさいたま市に住んでる人に伝えるのが良いと思います。

 

認知症の人に生きがいを持ってもらう

・認知症の人たちでも働くことができるような仕事を提供すると良いと思います。 

・認知症の人の集まりを作ると良いと思います。例えば、週1回みんなで料理をする、運動をする、ピアノを弾くなど生活の一部に習慣として定着させれば認知症の方の楽しみも作れるし、その集まりに 参加したその家族同士も情報交換や悩み相談が出来て、不安やストレスなどを少しは軽くできると思 います。

・認知症の人も楽しめるように、認知症の人やその家族に「こうしてほしい」など意見を聴くと良いと 思います。

・認知症だからといって特別扱いはせず、ケアをしながらゲームや趣味ができるような環境を作ると良いと思います。 

令和6年7月1日からチームオレンジの推進主体となる「さいたま市認知症フレンドリーセンター」を開設しました。

チームオレンジ

※さいたま市チームオレンジについて

まちづくりセンター

※認知症フレンドリーまちづくりセンターについて

「カフェちいとも」では認知症の人も運営に携わるなど、認知症の人も支える側として役割を持つ取組を開始しました。

カフェ「ちいとも」

さいたまいきいき長寿応援プラン2026「さいたま市認知症施策推進計画(令和6年3月)」における基本施策4「認知症バリアフリーの推進・若年性認知症の人の支援・社会参加支援」の参考としました。

認知症について知ることで差別や偏見をなくしたり、自分ごととして捉える 

・認知症を他人事だと思わず、自分もいつ発症するか分からないということを呼び掛けることで、そのために今できることを考えさせると良いと思います。

・認知症をもっともっと知ってもらうために「認知症の日」みたいなものを作り広めるのはどうでしょうか。

認知症を予防したり進行を遅らせたりする

・認知症予防教室を開くと良いのではないでしょうか。 

・認知症の人達が運動や脳のトレーニングができる施設や団体を作ると良いと思います。
 

家族の負担を減らす

・市役所の職員などを対象とした講義を行うことによって、職員の間での理解を広めていくことが第一だと考えます。職員が理解を広げることによって、認知症の人々に寄り添った、政策などを行うこと ができると思ったからです。

・認知症の人やその家族などの人が気楽にそれぞれの悩みを話すことができる場を設けたり、すでにあるものを改善したり規模の拡大などをして、その次に、そのような場で話される意見などを市が聞いて、その意見などをできる範囲で実現し、市と市民が協力して市民が生活しやすい市を作ってほしいです。
 

認知症の人がいる家族への共感を持つ

・認知症の人の気持ちを共感して未来の子へその事を言い受け継いであげることが、今の若者にできることではないかと思いました。

・認知症に関わる人が周囲の人々から手助けしてもらえるために、認知症に関わる人々がどのようなことに苦労して、世間がどうあれば助かるのかを発信していくと良いと思います。

相談できるようにする

・認知症やその方の介護で何か困ったことがあったとき、辛い思いを打ち明けられるカウンセリングなどを作ってほしいです。

・認知症と診断された際に情報や悩みを共有できるコミュニティを紹介するのも良いと思います。

バリアフリー、周囲の協力など認知症の人が暮らしやすい環境を作る

・多くの情報がまとまっていると認知症の人は混乱してしまうため、情報を一つずつバラバラに段階的に伝えるなど認知症の人のためのバリアフリーを目指すと良いです。

・人によって認知症の症状もそれぞれ違うため一貫して認知症の人の生活を全て手助けしようとするのではなく、認知症の人はどこまでできて、どこまでできないのかを知り、その人の個性として認め「共生」の認識を広めることが大切だと思います。

地域住民同士を日頃から把握し、仲を深めておく

・いろいろなイベントでコミュケーションを取る機会を作り、地域にどのような人がいるかを把握しておくと良いと思います。

・地域の人々が、その地域の認知症の人や家族のことを把握しておくために、認知症の人と地域の人々 が接する機会を増やすと良いと思います。

さいたまいきいき長寿応援プラン2026「さいたま市認知症施策推進計画(令和6年3月)」における、基本施策1「認知症の人に関する理解の増進等」、基本施策2「認知症予防に資する可能性のある活動の推進」、基本施策3「医療・ケア・介護サービス・介護者(ケアラー)への支援」、基本施策4「認知症バリアフリーの推進・若年性認知症の人の支援・社会参加支援」の参考としました。

いきいき長寿応援プラン

認知症施策推進計画

認知症施策推進計画

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