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更新日付:2024年6月18日 / ページ番号:C060060
平均寿命が延びる一方で、ライフスタイルの多様化や高齢化の進展により、がん・心臓病・糖尿病などの生活習慣病が増加し、またその後遺症や合併症による要介護者も増加しています。また、生活習慣病罹患者の増加や高齢化はさらに進展することが予測されています。
さいたま市ヘルスプラン21(第2次)(以下「本計画」という)は、生活習慣病などの発症や重症化を予防し、健康寿命を延ばすため、一人ひとりが健康づくりに取り組み、民間団体、関係機関、事業者、行政などが互いに協力し、それぞれの役割を果たしながら個人を支援するとともに健康づくりに関する施策を総合的かつ計画的に推進するためのものです。
本計画の進行管理は、さいたま市健康づくり推進協議会で行っており、毎年、本計画の評価を実施してます。
本計画では、計画の中間年を目途に見直しを行うこととしていることから、平成29年度に、これまでの取組状況、市民の健康状況、健康意識や行動の変化等を考慮し、中間評価を行いました。この評価を基に、後期5か年の健康づくりの取組の方向性を示すものです。
本計画で定めた目標値の達成状況を評価するにあたり、下表のようにA~Dの4段階の評価区分を設定しました。
中間評価の結果は、A「目標に達した」、B「目標値は達成していないが、改善傾向または変化がないもの」は計61項目で、全体の64.9%となっています。
評価区分 |
該当項目数(割合) ※D評価を除いて算出 |
|
目標値に達した |
A |
19項目(20.2%) |
目標値は達成していないが、改善傾向または変化がないもの |
B |
42項目(44.7%) |
悪化している |
C |
33項目(35.1%) |
評価困難 |
D |
6項目 |
分野別にみると、「65歳の健康寿命」や「健康であると意識している人の割合」は増加しています。また、「がんの予防」、「歯・口腔の健康」、「喫煙」、「飲酒」の分野は、順調に推移している項目が多くなっています。
一方で、「循環器疾患・糖尿病の予防」、「栄養・食生活」、「身体活動・運動」、「休養・こころの健康」の分野では、悪化している項目が多い状況です。
分野別の目標・項目数 |
A |
B |
C |
D |
|
65歳の健康寿命 健康の意識 |
3 |
3 |
0 |
0 |
0 |
(1)がんの予防 |
12 |
3 |
9 |
0 |
0 |
(2)循環器疾患・糖尿病の予防 |
26 |
5 |
7 |
9 |
5 |
(3)歯・口腔の健康 |
9 |
5 |
2 |
2 |
0 |
(4)栄養・食生活 |
13 |
1 |
3 |
9 |
0 |
(5)身体活動・運動 |
10 |
0 |
5 |
5 |
0 |
(6)休養・こころの健康 |
10 |
1 |
2 |
6 |
1 |
(7)喫煙 |
11 |
1 |
9 |
1 |
0 |
(8)飲酒 |
6 |
0 |
5 |
1 |
0 |
計 |
100 |
19 |
42 |
33 |
6 |
これらの重点対策とすべき点は密接に関連しており、特に働き盛り世代にアプローチが必要なことから、事業者や各種関係機関との連携を進めていきます。
保健衛生局/保健部/保健衛生総務課 保健係
電話番号:048-829-1294 ファックス:048-829-1967