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更新日付:2024年6月12日 / ページ番号:C114658

蚊媒介感染症を予防するために

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蚊媒介感染症とは

蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊に刺されることによって起こる感染症のことです。

主な蚊媒介感染症には、デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱、マラリアなどがあります。
海外では多くの感染者が報告されており、国内では日本脳炎以外の蚊媒介感染症は海外からの輸入感染症(海外で感染して国内に持ち込まれる感染症)であるとみられています。
 
今後、海外渡航者の増加などに伴い、日本に持ち込まれる機会が増えることが予想されています。
蚊媒介感染症にかからないために、感染をまん延させないために、一人ひとりが感染予防策に取り組みましょう。
 

感染予防策について

※以下の記載は、身近な場所で発生するヒトスジシマカのようなヤブカの一種を想定した感染予防策です。



1.蚊を減らす

蚊を減らすためには、水中に生息するボウフラ(幼虫)を退治することが最も有効です。
発生源となる小さな水たまりをつくらないようにしましょう。
 

● ジョウロ、ビニールシートなどは逆さまにしてたまっている水を除去しましょう。
  また、容器などにフタをしたり、不要なものを廃棄したりして、水がたまらないようにしましょう。
● 植木鉢の受け皿、お墓の花立てなどは、定期的に清掃し、1週間に1度は水を入れ替えましょう。
● 古タイヤは、コップの半分ほどの塩を入れておくとヤブカの発生を抑える効果があるといわれています。
  また、電気ドリル(鉄鋼用)で穴を開けたり、シートを被せたりして水をためないことで、ボウフラの発生を防ぐことができます。
● 庭にあるような小さな池や水生植物の容器などには、天敵であるメダカや金魚を飼育する方法もあります。

 ※殺虫剤による駆除は、蚊の発生を抑えるものではありません。やむを得ず使用する場合は、使用方法、注意事項を守り、必要最低限の量にしましょう。


2.蚊に刺されないようにする

蚊はやぶや草むらに生息するため、屋外で活動するときは蚊に刺されない対策が必要です。
また、屋内にいるときは蚊の侵入を防ぎましょう。

● 長袖シャツ、長ズボンなどを着用して、肌の露出をしないようにしましょう。
● 素足やサンダル履きは、できるだけ避け、足を完全に覆う靴を履きましょう。
● 蚊は黒い服に集まりやすいので、明るい色の服を着ましょう。
● 網戸を使用したり、扉、窓の開閉時間をなるべく短くして、蚊の侵入を防ぎましょう。
● 虫よけ剤、蚊取り線香、蚊帳などを効果的に使用しましょう。

アース製薬株式会社と連携して「蚊媒介感染症予防啓発ポスター」を作成しました

蚊媒介感染症予防啓発ポスター
 
包括連携協定を締結しているアース製薬株式会社と連携して「蚊媒介感染症予防啓発ポスター」を作成しました。 
ポスターのデータは下部よりダウンロードが可能ですので、ぜひご活用ください。
 

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