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更新日付:2023年4月1日 / ページ番号:C083017
平均寿命が長くなり、生活習慣病が問題になってきている現代において、いかに健康寿命を延ばし、いきいきと過ごしていけるかということが求められています。そこで注目されているのが「セルフメディケーション」です。
世界保健機関(WHO)ではセルフメディケーションを「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義しています。
・毎日の健康管理の習慣が身につく。
・医療や薬の知識が身につく。
・疾患により、医療機関で受診する手間と時間が省かれる。
・通院が減ることで、医療費の増加を防ぐ。
・普段の自分の健康状態を把握することが大切です。毎年健康診断を受診しましょう。
・普段から適度な運動、栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠・休息を心がけ、病気になりにくい体を作りましょう。
・軽度な身体の不調を手当するためには、一般に普及されている市販薬(OTC医薬品)を服用し、栄養のあるものを食べて十分な休養をとって様子を見ましょう。症状の改善がみられない場合には医療機関等を受診するなど、適宜判断しましょう。
・かかりつけの薬局を決めておけば、自分の体質や状態、症状に合った市販薬を適切に使用するため薬剤師のアドバイスを受けられます。
OTC医薬品 ・・・ 一般医薬品及び要指導薬品のうち、医療用から転用された医薬品のことで、薬局等で購入することができます。
※OTCは英語の「Over The Counter (オーバー・ザ・カウンター)」の略で、カウンター越しに購入できるものを意味しています。
→ わからないときは自己判断せず、薬局の薬剤師など専門家の指導を受けながら行いましょう。
→ サプリメントなどの健康食品は医薬品とは異なり病気の治療を目的とするものではありません。病気の時は薬剤師やかかりつけ医に相談し、正しく対処しましょう。
→ OTC医薬品を使用する際は、必ず説明書を読んで、正しい用法、用量を守りましょう。誤った使用法は症状を悪化させることがあります。
セルフメディケーション税制 (医療費控除の特例)は、セルフメディケーション推進のため創設された制度で、健康の保持増進及び疾病の予防への取組みとして政令で定める取組みを行う個人が、平成29年1月1日以降に特定一般用医薬品等(医師によって処方される医療用医薬品から、ドラッグストアで購入できるOTC医薬品に転用された医薬品)を購入した際に、一定の条件の下その支払金額について所得控除を受けることができるものです。
対象となる医薬品には、以下のようなマークが表示されています。ただし、表示義務、掲示義務があるわけではないので、必ずしもマークがないからといって対象外になるとは限りません。対象かどうか判断に迷う場合は、薬局の薬剤師にご確認ください。
セルフメディケーション税制に関する手続きについては、下記リンク「セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)」をご覧ください。
福祉局/生活福祉部/国保年金課 国保給付係
電話番号:048-829-1275 ファックス:048-829-1938