ページの本文です。
更新日付:2025年3月18日 / ページ番号:C016490
令和5年中のさいたま市内における特殊詐欺被害は、認知件数271件、被害額約7億793万円となっており、依然として多くの被害が発生しています。
特殊詐欺被害に遭わないように、日頃から家族や身近な親戚などと連絡を取り合い、注意し合いましょう。
注意!
警察官を装った詐欺の電話が発生しています。着信画面に、警視庁の代表電話(03-3581-4321)や末尾が(0110)の警察署代表番号を偽装表示させ、警察官からの電話と信用させる手口です。
警察を名乗る者からの電話があった場合は、相手に「所属、担当部署、氏名、内線番号」を確認し、けいさつ総合相談センター#9110(ダイヤル回線及び一部のIP電話からは048-822-9110)又はお近くの警察署までご相談ください。
また、息子などの親族を装って現金をだまし取る手口や、還付金があると言葉巧みに無人ATMなどに誘導して現金を振り込ませる手口も後を絶ちません。
その他、警察官や金融機関職員、百貨店社員等を装いキャッシュカードをだまし取ったり、すり替え盗み取る手口や使えなくなったように見せかけて持ち去る手口や、電話会社等になりすました自動音声ガイダンスによる詐欺被害にもご注意ください。
1.警察署代表番号を偽装表示させ、警察官からの電話と信用させる手口
警察官を名乗って携帯電話等に電話がかかってきて、「あなたの口座が犯罪に利用されている」「あなたの携帯電話が犯罪に利用されている」などと言って、通話のほかにSNSやビデオ通話に誘導します。警察官役の犯人は、「あなたは逮捕される」などと不安をあおり、資産状況を聞いてきます。また、「警察手帳」や「逮捕状」を見せるケースもあります。警察官役(検察官の時もあります)は、「資産を保護する」「口座を調査する」などと言って、お金を振り込むように要求し、騙し取ります。
参考:埼玉県警察ホームページ「10代から50代の特殊詐欺被害が増加!」 (新しいウィンドウで開きます)
参考:警視庁ホームページ「警察官をかたる詐欺」(新しいウィンドウで開きます)
2.キャッシュカードをだまし取る手口
「あなたのキャッシュカードが悪用されている。偽造されている可能性があるため、キャッシュカードを交換する必要がある。」等と言い、キャッシュカードやクレジットカードをだまし取ります。
3.キャッシュカードをすり替え盗み取る手口
犯人があらかじめ用意した封筒に、被害者自らキャッシュカードや暗証番号が書かれたメモを入れさせ、封印するために「印鑑を持ってきてください。」等と言い、被害者が封筒から目を離したすきに別の封筒とすり替えキャッシュカードを盗み取ります。
4.キャッシュカードを使えなくなったように見せかけて持ち去る手口
「あなたのキャッシュカードが悪用されていたので破棄する。」等と言い、キャッシュカードの端にハサミで切り込みを入れて、使えなくなったように見せかけて持ち去ります。
5.電話会社等になりすました自動音声ガイダンスで誘導しお金をだまし取る手口
「こちらは○○(電話会社の企業名等)です。お使いの電話が○時間後に使用できなくなります。手続きが必要になりますので○番を押してください。」等という自動音声ガイダンスが流れ、ガイダンスに従い番号を押すと、電話会社等の職員になりすました犯人に繋がり、キャッシュカードの暗証番号や個人情報を聞き出したり、身に覚えのない料金を請求されるなどの特殊詐欺に発展するおそれがあります。
被害に遭わないよう「キャッシュカードは渡さない。」「暗証番号や個人情報は教えない。」「知らない相手からの電話には出ない。」ようにしましょう!
参考:埼玉県警察ホームページ「特殊詐欺統計資料~認知状況と被害の特徴~」(新しいウィンドウで開きます)
参考:埼玉県警察ホームページ「特殊詐欺とは~手口の説明~」(新しいウィンドウで開きます)
参考:埼玉県警察ホームページ「実録!総務省(総合通信基盤局等)を装う自動音声データ公開!!」(新しいウィンドウで開きます)
1.「電話番号が変わった」、「現金を代わりの者が取りに行く」、「キャッシュカードを預かる」などの内容の電話や、「自動音声ガイダンス」による電話に注意する
埼玉県警察本部「防犯便りひまわり畑」令和6年第2号「音声ガイダンスに注意!」(PDF形式242キロバイト)(埼玉県警察ホームページから)
2.在宅中も留守番電話機能などを活用する
詐欺を防ぐ留守番電話チラシ(PDF形式 301キロバイト)(埼玉県警察ホームページから)
3.電話に出てしまっても、家族等での合言葉や、相談相手を決めておく
ダブルブロックで特殊詐欺撃退(PDF形式 275キロバイト)(埼玉県警察ホームページから)
4.「振り込め詐欺撃退チェックシート」を活用する
振り込め詐欺撃退チェックシート(PDF形式 214キロバイト)(埼玉県警察ホームページから)
5.ナンバーディスプレイ表示などを活用する
(一定の要件を満たす場合、一部事業者でナンバーディスプレイ契約などが無償化されました。詳しくは以下のチラシをご覧ください。)
ナンバーディスプレイ等無償化(PDF形式 578キロバイト)(埼玉県警察ホームページから)
6.警察を名乗る者から電話があった場合は、相手に「所属、氏名」等を確認し、一旦電話を切ってから、けいさつ総合相談センター#9110(ダイヤル回線及び一部のIP電話からは048-822-9110)又は近くの警察署へ相談する
警察官が、「SNSを使って連絡すること」や、「ビデオ通話等で警察手帳や逮捕状を見せること」、「お金を要求すること」、「キャッシュカードを預かること」は絶対にありません。すぐに連絡を取るのをやめて、すぐに本当の警察に相談してください。
警視庁特殊詐欺対策本部啓発チラシ「その警察官は本物か偽物か」(PDF形式 710キロバイト)(警視庁ホームページから)
1.慌てず、お金はすぐに振り込まない・渡さない
2.直接本人に会って事実を確認する
3.家族、警察に相談する
もし不審な電話がかかってきた場合は、「けいさつ総合相談センター」(新しいウィンドウで開きます)又は「お近くの警察署」に相談しましょう。
市民局/市民生活部/市民生活安全課 防犯係
電話番号:048-829-1217 ファックス:048-829-1969