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更新日付:2024年5月9日 / ページ番号:C045965

浦和美園~岩槻地域成長・発展プラン

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浦和美園~岩槻地域成長・発展プラン(基本計画)の概要

経緯

浦和美園~岩槻地域成長・発展プラン(以下「成長・発展プラン」という。)はさいたま市の副都心として位置づけられている美園地区と岩槻駅周辺地区を結ぶ地域についての成長・発展に向けた方策とその行程をまとめたもので、平成24年9月に策定されました。
成長・発展プランは平成23年度に開催された「地下鉄7号線延伸検討委員会」において示された「延伸実現に資する方策」や議会の提言等を踏まえ策定した経緯があることから、方策の推進(実行)を強く打ち出したプランとなっています。
平成29年度は成長・発展プランの第2期の最終年度であり、平成24年度に定めた概ね5年後の事業着手(※1)目標年度であることから、プランの進捗状況の確認や効果の検証をした結果、成長・発展プランはまちづくりの方向性等は示しているものの、まちづくりの理念や方針が明確に示されていない等の課題が見えてきました。
そのため、本市の計画等との関連などを考慮し、浦和美園~岩槻地域の長期的視点に立った理念や目標等を明確化した基本計画と、成長・発展を具体的に推進するための方策である行動計画に区分し、持続可能なまちづくりを推進する新たな成長・発展プランに改定することとしました。
※1 事業着手:鉄道事業者による「都市鉄道等利便増進法」に基づく申請の手続きに入ること。
都市鉄道等利便増進法:既存の鉄道施設を有効活用しつつ都市鉄道ネットワークの機能を高度化する「都市鉄道利便増進事業」を円滑に実施し、併せて交通結節機能の高度化を図るために必要な措置を定めている法律。

プランの目的

本プランは地域の魅力を高め、定住・交流人口を増加させ、同地域に計画されている地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)の延伸事業の評価を向上させ、コンパクトシティ+ネットワークを実現し、持続可能なまちづくりを目指すための計画です。
また、本プランを進めたことによるまちづくりの効果を市全体に波及させることにより相乗効果が生まれ、均衡ある成長により市全体の価値を高め「東日本の中枢都市」づくりを推進します。


プランの構成

本プランは、長期的視点に立って東部地域の持続可能なまちづくりを目指し、まちづくりの理念や目標、戦略等を示した『基本計画』と、基本計画において示された戦略等に基づき、東部地域の成長・発展に向けた実践方策をまとめた『行動計画』によって構成されています。
基本計画においては、東部地域におけるまちづくりの考え方として理念を示し、その理念に基づきまちづくりを推進し、本市として達成すべき目標を定めています。
さらに、目標を達成するためのまちづくりの方針を設定し、その方針に対する戦略を定め東部地域の各地区において、行動計画に基づきまちづくりの実践方策を展開することとします。

プランの進行管理

(1) 進行管理と推進体制
庁内組織である「浦和美園~岩槻地域成長・発展推進会議」は、「各方策展開の方針決定」、「各方策の進行管理」及び「施策の効果検証」の役割を担います。
また、作業部会は実践方策に関する具体的な実施、進行管理及び課題の抽出・改善等を行うとともに、推進会議への進捗状況、課題の報告及び対応策の提案等を行います。
全庁的に連携して方策を推進するとともに、市民組織とも連携して推進します。
(2)行動計画の実行と進行管理
行動計画に位置づけた実践方策について、PDCA サイクルによる実施状況の点検、効果検証等を毎年度実施し、5年後を目安に行動計画の総点検、検証、改善を行います。

進行管理イメージ
進行管理イメージ

浦和美園~岩槻地域成長・発展プラン行動計画〔第2期〕の策定(令和6年3月)

策定の目的

さいたま市では、平成30年10月に「浦和美園~岩槻地域成長・発展プラン」を改定し、長期的視点に立ち、まちづくりの理念や目標等を明確化した基本計画と、地域の成長・発展を具体的に推進するための実践方策や具体的事業を定める行動計画に区分し、様々な取組を推進してきました。
このたび、地下鉄7号線延伸事業の計画の深度化を図るという状況変化を踏まえ、行動計画〔第2期〕を策定し、東部地域の持続的成長・発展の取組を拡充するとともに、地下鉄7号線延伸事業と中間駅まちづくり事業を推進していきます。

行動計画〔第2期〕の体系

行動計画〔第2期〕では、東部地域のまちづくりの推進と多核ネットワークの形成に向け、「住む人の満足度・期待度の向上」、「まちの魅力度・市民参画度の向上」及び「定住人口・交流人口の増加」を成長目標とします。そして成長目標を達成するため、「東部地域の持続的な成長・発展に向けた取組」と「地下鉄7号線延伸事業・中間駅まちづくり事業の推進」を実践方策の2つの軸とします。
1つ目の「東部地域の持続的な成長・発展に向けた取組」については、「住みやすさの向上」を図るため、都市基盤の整備・改善や質の高い居住環境の形成などに取り組みます。
また、「地域価値の向上」を図るため、地域の情報発信の促進、観光・地域活性化イベントの実施、地域交流の促進や担い手の発掘などに取り組みます。
2つ目の「地下鉄7号線延伸事業・中間駅まちづくり事業の推進」については、鉄道延伸事業と中間駅まちづくり事業の事業化に向けて一体的な取組を着実に推進します。
これら2つの実践方策を両輪として進めることで、「東部地域の持続的な成長・発展に向けた取組」は地下鉄7号線延伸事業・中間駅まちづくり事業の事業性向上に寄与し、他方で「地下鉄7号線延伸事業・中間駅まちづくり事業の推進」は東部地域に対する期待を高め、地域の持続的な成長・発展に向けた取組の効果をより高めるものと考えます。
2つの実践方策の推進によって、成長目標である「住む人の満足度・期待度の向上」、「まちの魅力度・市民参画度の向上」及び「定住人口・交流人口の増加」を達成することで、プラン基本計画の目標に掲げるように、「東部地域のまちづくりを推進し、多核ネットワークの形成」を目指します。そして、まちづくりの効果を市全体に波及させることで、均衡ある成長により市全体の価値を高め、「東日本の中枢都市づくり」を推進していきます。

行動計画体系

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