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更新日付:2022年6月22日 / ページ番号:C040752
さいたま市は、西部に荒川緑地、中央部に見沼田圃、東部に元荒川緑地といった規模の大きい自然環境に恵まれています。また、これらのほか、たくさんの雑木林、屋敷林等の樹林地や河川、池沼等の水辺があります。
これらの緑地や水辺環境では、様々な生きものが生息しています。
現在、市民調査員や学校等と連携した調査、様々な文献の活用等により、生きものに関する情報を継続的に収集することで、さいたま市内の生物多様性状況の把握に努めています。
※生物多様性
生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのこと。地球上の生きものは40億年という長い歴史の中で、さまざまな環境に適応して進化し、3,000万種ともいわれる多様な生きものが生まれました。これらの生命は一つひとつに個性があり、全て直接に、間接的に支えあって生きています。生物多様性条約では、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性という3つのレベルで多様性があるとしています。 (引用:環境省生物多様性ウェブサイト )
さいたま市内には、自然の環境を活かしてつくられた公園が多数あり、様々な生きものが生息しています。大宮南部浄化センターみぬま見聞館自然庭園をはじめ、身近な環境で多様な生きものを観察することができる場所のいくつかを紹介します。
見沼自然公園(見沼区) |
三橋総合公園周辺(西区) |
秋ヶ瀬公園周辺(桜区) |
岩槻城址公園(岩槻区) |
大宮南部浄化センター みぬま見聞館自然庭園(見沼区) |
赤坂沼(岩槻区) |
深作多目的遊水池(見沼区) |
大宮公園周辺(大宮区) |
見沼氷川公園(緑区) |
さいたまみんなの生きもの調査など、さいたま市内で行われた各種調査では、平成25年度には181種、平成26年には186種、平成27年には190種、平成28年には700種の生きものが確認されています。
また、これまでに市で作成した自然環境調査報告書や環境影響評価書からも1000種を超える生きものが確認されています。
主な種 |
埼玉県レッドリスト掲載種 |
外来生物 |
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哺乳類 |
アズマモグラ、アブラコウモリ |
アライグマ(特定外来生物) |
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鳥類 |
モズ、ジョウビタキ |
トモエガモ(絶滅危惧2類)、チュウヒ(絶滅危惧1B類)、クイナ(絶滅危惧1A類)、オオバン(準絶滅危惧) |
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爬虫類 |
ニホンカナヘビ、シマヘビ |
ニホンカナヘビ(地帯別危惧)、シマヘビ(絶滅危惧2類) |
ミシシッピアカミミガメ(外来生物) |
両生類 |
アマガエル、ニホンヒキガエル |
トウキョウダルマガエル(準絶滅危惧) |
ウシガエル(特定外来生物) |
魚類 |
モツゴ、ボラ |
ミナミメダカ(準絶滅危惧) |
カダヤシ(特定外来生物) |
昆虫類 |
ツマグロヒョウモン、コオニヤンマ |
ミドリシジミ(準絶滅危惧)、ヒメナガメ(準絶滅危惧) |
アカボシゴマダラ(特定外来生物) |
アトリ・オス・冬羽(西区) |
モズ(西区) |
シジュウカラ(西区) |
ツグミ(西区) |
バン(市内) 準絶滅危惧2型 |
カワラヒワ(西区) |
コサギ(見沼区) |
ユリカモメ(見沼区) |
オオバン(市内) 準絶滅危惧1型 |
キンクロハジロ(大宮区) |
ハシビロガモ(見沼区) |
カワウ(大宮区) |
ニホンカナヘビ(見沼区) |
シマヘビ(見沼区) |
トウキョウダルマガエル(市内) 準絶滅危惧1型 |
ノコギリクワガタ(見沼区) |
カブトムシ(見沼区) |
チャイロスズメバチ(市内) |
オオカマキリ(見沼区) |
ミズカマキリ(岩槻区) |
ギンヤンマ・ヤゴ(見沼区) |
オオアオイトトンボ・ヤゴ(岩槻区) |
オオアオイトトンボ(大宮区) |
ダイミョウセセリ(大宮区) |
ミンミンゼミ(見沼区) |
ナガメ(見沼区) |
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平成25年度~平成28年度生きものリストを印刷したものを、大宮南部浄化センターみぬま見聞館の環境図書館に置いてありますので、ご活用ください。
※調査結果に掲載された写真の著作者は、各写真の撮影者とし、転載又は複製・加工して再配布することはできません。
※調査結果(ただし、写真を除く。)を引用・転載又は複製・加工して再配布する場合は、出所の明示と実施者の責任を明示してください。ただし、調査結果を二次利用した者が作成した情報により第三者が損害を被った場合、市はその責は負いません。
平成25年~平成28年度生きものリストへ掲載されている調査
さいたま市ホームページへ掲載されている調査
環境局/環境共生部/環境対策課 水質土壌係
電話番号:048-829-1331 ファックス:048-829-1991