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更新日付:2025年11月11日 / ページ番号:C125445
あなたに知ってほしい!令和の防災
防災かわら版 第5号
大規模な火災も発生したため、焼死者も多くいましたが、火災に巻き込まれて亡くなったとされている方の中にも、死後火災に巻き込まれたとみられる遺体も多く、実際には、窒息死・圧死で亡くなられた方は9割ともいわれています。
また、倒壊した家屋は建築基準法が新耐震基準に改正された1981年以前の建物がほとんどだったことが分かっており、阪神・淡路大震災を教訓として、2000年にはさらに厳しい基準に改正されています。
さいたま市では、昭和56年5月31日以前に建築された木造戸建て住宅の耐震診断を実施したい方に、市から無料で耐震診断員を派遣することもできます。(対象建築物などに関して、一定の要件がありますので必ず事前にご確認ください。)耐震補強について詳しくはこちらから(新しいウィンドウで開きます)
耐震性の高い住宅に住んでいても、家具の固定をしなければ、地震の際に圧死したり怪我をしてしまう可能性があります。まずは、リビングなどの良くいる部屋や、寝室などの家具を見直してみましょう。
家具の固定器具は様々なものがありますが、効果が高いとされているのはL型金具です。壁の下地部分と家具をL型金具を使用してネジで固定する方法です。
壁に穴をあけることになるので、賃貸などの部屋に住んでいる場合や、自分で取り付けることが出来ない方には、難しい方法でもあります。
次に効果が高いのは、ポール式器具(突っ張り棒)をストッパーやマット式器具と組み合わせて使う方法です。こちらについても、正しい取付方法で使用しないと強度が異なってしまうので、注意が必要です。
家具の固定をしましょう(埼玉県)(新しいウィンドウで開きます)
大きな地震の時には、テレビが倒れるだけでなく、飛んでくると言います。家財を守るためだけでなく、ご自身の身体や命を守るためにも、冷蔵庫やテレビも忘れずに固定をしましょう。
冷蔵庫は固定脚を引き出してロックし、背面上部のベルト取り付け部分と壁とをベルトで連結します。
テレビは床、壁に固定されたテレビ台とテレビを直接固定するのが最も確実です。粘着マットを使用する方法もあります。キャスター付きのテレビ台は、移動防止の下皿などを使用しましょう。
家具や家電が倒れて避難経路をふさぐことがないようなレイアウトにしましょう。
寝室では寝ている時に家具が倒れて下敷きになったり、物が落ちてきて怪我をしないような向きに、ベッド等と家具をレイアウトしましょう。
窓の近くには倒れて窓ガラスを割る危険があるようなものは置かない、飛散防止フィルムを貼る、等の対策も有効です。
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