ページの本文です。
更新日付:2024年12月13日 / ページ番号:C098294
残骨灰とは、火葬及び遺族が収骨を行った後に「残」された「骨」や「灰」などを言います。
残骨灰には、骨片や棺・副葬品の燃え残り、歯科治療などで用いられた金、銀、パラジウムといった希少金属が含まれています。また、これらには高温燃焼の副産物としてダイオキシン類や六価クロム等の有害物質が付着しています。
本市では、残骨灰に含まれる金・銀・パラジウム等の有価物を、資源循環を目的として売渡しています。
また、残骨灰の売渡に際して、残骨灰に付着した有害物質は環境保全上の支障がないよう適切に処理すること、残骨は供養地への埋蔵及び供養を実施することを条件にしています。
なお、売渡金については、浦和斎場及び大宮聖苑の利用環境の向上や機器の修繕、改修等の財源として大切に活用させていただきます。
年度 | 受託業者 | 契約単価 (税抜) |
入札関連資料 |
令和6年度 | 株式会社エコロサポート | 6,390円/件 | ![]() ![]() |
火葬件数 | 契約単価 (税抜) |
売渡金 (税込) |
|
浦和斎場 | 5,867件 | 6,160円/件 | 78,737,120円 |
大宮聖苑 | 5,753件 | ||
合計 | 11,620件 |
種別 |
抽出量 |
金(Au) |
7,138 g |
銀(Ag) | 22,917 g |
プラチナ(Pt) | 225 g |
パラジウム(Pd) | 7,514 g |
上記の売渡金は、浦和斎場及び大宮聖苑の火葬炉設備の修繕や、冬季の火葬件数の増加への対策として、休業日火葬を試験的に実施するための財源等に活用させていただきました。
浦和斎場及び大宮聖苑で火葬した残骨は、下記の霊園にて供養いただいております。
火葬期間:令和5年4月1日~令和7年2月28日
公益財団法人光明会 三浦霊園
所 在 地:神奈川県三浦市南下浦町金田1299番地
納 骨 堂:区画番号 5区10番5列
連 絡 先:092-963-2290(株式会社エコロサポート)
※残骨灰の売渡に係る受託者が提携している霊園になります。
※霊園に関してのお問い合わせは、受託者までお願いします。
※残骨の霊園への収蔵は、火葬の日から概ね3カ月程度を見込んでいます。
残骨灰の取り扱いについて、令和4年度に、下記のとおり市民1,000名を対象にアンケート調査(インターネット市民意識調査)を実施しました。
残骨灰に有価物が含まれていることの認知度は45%、残骨灰に含まれる有価物を売却して火葬場の運営に役立てている市町村があることの認知度は15%でした。また、さいたま市が残骨灰に含まれる有価物を売却して火葬場の運営に役立てることについて良いと思うとの回答が69%を占めました。
調査結果の詳細は、こちらをご覧ください。
※16~20ページに記載。
保健衛生局/保健部/生活衛生課
電話番号:048-829-1299 ファックス:048-829-1967