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更新日付:2025年7月18日 / ページ番号:C122809
令和7年7月18日(金曜日)に開催された国の文化審議会は、さいたま市内に所在する「小山家住宅主屋」、「小山家住宅蔵」、「アトリエあずき倉庫(旧青木製餡工場倉庫)」、「星野家住宅主屋」を、登録有形文化財として新たに登録するよう、文部科学大臣に答申しました。
この結果、官報告示を経て、さいたま市内の登録有形文化財(建造物)は、計19件となる予定です。
登録有形文化財制度とは、50年を経過した歴史的建造物で、一定の評価を得たものに対し、文化財として価値を認め国が登録する制度です。
所在地:見沼区小深作353
建築年代:明治中期/大正後期増築、昭和20年代・同50年代改修
概要:伝統的な間取りを残し、旧家の農家の佇まいが伺える、地域景観の核となる民家。
登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの
所在地:見沼区小深作353
建築年代:明治前期/平成3年改修
概要:農具を収める土蔵。窓が少ない閉鎖的な構えで、敷地北側の歴史的な景観を創出している。
登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの
所在地:浦和区岸町7丁目11-10
建築年代:昭和26年/昭和50年、令和5年改修
概要:県内有数の製餡工場の倉庫として使われていた。搬出入用のレール敷とトロッコを残し、往時の様相を留めている。
登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの
所在地:緑区三室2119
建築年代:昭和36年
概要:前川國男に師事した土屋巌による設計。伝統的な農家建築とモダニズム的な構造が共存する、全体に均整が取れた建築。
登録基準:造形の規範となっているもの
文化財保護課
課長:小林
担当:磨田、村井、原田
電話:048-829-1723
内線:4133
※所有者への取材、写真提供等の依頼につきましては、文化財保護課までお問い合わせください。
教育委員会事務局/生涯学習部/文化財保護課
電話番号:048-829-1723 ファックス:048-829-1989