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更新日付:2025年2月12日 / ページ番号:C119416

(令和7年2月12日発表)さいたま市立小学校における個人情報の漏えいについて

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さいたま市立小学校において、グループウェア内に保存した個人情報の漏えいが判明しました。当該児童とその保護者の方々にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げるとともに、今後このようなことがないように再発防止を徹底してまいります。
なお、個人情報の二次漏えい(拡散)等は確認されておりません。

1 要旨

大宮区内の小学校において、教職員及び児童生徒が使用するグループウェア内に保存した、個人情報を含むファイル(個人写真、調査回答、名簿等)が、全さいたま市立学校の教職員及び児童生徒が閲覧できる状態になっていたことにより、個人情報が漏えいしたもの。

2 経緯

【令和6年11月28日(木曜日)】
教諭は、校内の行事等の写真や映像を保存している学校の共有サーバの空き容量がなくなってきたため、グループウェア内にチームを作成し、データを移行しました。(移行データの中に個人情報を含むファイルが混在)
また、同教諭はチームを作成した際、さいたま市のアカウントを持つ人であれば、だれでも当該チーム内のファイルを見られる設定にしていました。

【令和7年2月5日(水曜日)】
さいたま市立中学校に通う生徒がグループウェア内で学級編制に係るデータを発見し、職員に報告したことで、当該データの漏えいが発覚しました。
事案の報告を受け、関係職員のみが閲覧できるように設定を変更し、個人情報を含むファイルを引き上げました。

【令和7年2月6日(木曜日)】
当該個人情報を含むデータへのアクセスログを確認したところ、6校6名の児童生徒が、アクセスしていたことがわかりました。

【令和7年2月7日(金曜日)】
当該データにアクセスしていた児童生徒6名に、各学校で聞きとりをしました。6名全員が当該データのダウンロード等は行っていないことを確認しました。なお、6名の児童生徒のうちの1名は、直接アクセスしていない他の2名の生徒と一緒にデータを見ていましたが、その2名の生徒についても、当該データのダウンロード等は行っていないことを確認しました。

3 漏えいしたデータの内容

(1) 学級編制に係る名簿(氏名、生年月日、出身園、アレルギー関係等 190名分)
(2) 個人写真(顔写真、氏名、学年学級、出席番号 31名分)
(3) 市学習状況調査生活習慣に関する調査回答(氏名、学年学級、出席番号、調査への回答等 161名分)

4 原因

学校の個人情報の取扱い及びグループウェアに関する知識や理解が不十分であり、個人情報が記録されたデジタルデータの管理が徹底されていなかったため。

5 対応状況

2月10日(月曜日)、2月11日(火曜日)に、学校は、保護者会を開催し、対象の保護者に謝罪するとともに、当該事案の報告を行いました。
事案発覚後の2月7日(金曜日)から10日(月曜日)にかけて、教育委員会は、全校への調査を行い、「グループウェア上に個人情報に係るファイルを保存していないこと」「チームの閲覧権限が正しく設定されていること」を確認しております。

6 再発防止に向けての対応

・グループウェアにおける個人情報の取り扱い、運用等について、校内研修を実施し、デジタルデータが適切な場所に保管されているかの管理職による確認を行います。
・グループウェアのチーム作成時には、管理職による監督のもと、2名体制で誤りがないように確認しながら閲覧権限を設定します。
・グループウェアにデータを移すときには、一つひとつのデータを確認して、グループウェア内に保存することが適切ではないデータが含まれていないかを担当者及び管理職が確認します。

問い合わせ先

教職員人事課
課長:寺内
担当:小城、藤田
電話:048-829-1654
内線:4046

この記事についてのお問い合わせ

教育委員会事務局/学校教育部/教職員人事課 管理係
電話番号:048-829-1654 ファックス:048-829-1990

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