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更新日付:2025年9月3日 / ページ番号:C123964

【報告】令和7年度 ケアと労働を考える講座

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hedda
 

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講師

7月23日(水)

~8月8日(金)

介護で自分の人生をあきらめないために

飯野三紀子さん

(一般社団法人介護離職防止対策促進機構代表理事)

 

講義内容

・介護に関する自己紹介
 これまでに5人の介護と4人の看取りを経験。ワンオペで在宅介護をしながら仕事と両立した。介護保険制度は充実してきており、色々な情報を得て自分らしく介護を進めるためにどんなサービスを選択するかが重要になっている。介護は親以外も担う時代。

・介護保険制度を確認しておこう
〇介護保険の基本的な考え方
 介護は自立支援を基本とし、利用者本位で社会保険方式の、必要なサービスを自ら選んで申請して利用する制度である。
〇申請はどうやってするのか
 要介護者の居住地にある「地域包括支援センター」を利用することからスタートする。国の制度だが実施しているのは各自治体であり、地域で名称が違う。
〇介護保険サービス利用の流れと費用について
 1.申請 2.認定調査 3.ケアプラン作成。
 介護保険負担割合は条件によって1・2・3割のいずれかに決められる。
〇介護保険サービスの主な種類
 ライフスタイルを考慮した代表的な介護保険サービスとして、今の住居で生活するものとしては通所サービスや訪問サービス等、住まいを施設に変えるものとしては介護老人福祉施設や介護老人保健施設等がある。
〇介護費用がいくらかかるか不安になる前にやること
 介護費用は「ざっくり把握」、使える資金は「しっかり把握」し、それから利用できる制度を見つける。

・介護開始と終末までのやれること
〇介護者を取り巻く環境を整理していく。家族・親族、会社・職場、行政・地域、医療・介護サービス等、介護者は各環境をマネジメントする力が必要。
〇要介護者の変化とともにやるべきこと
 要介護者だけでなく介護者のケアも大切にし、自分の身体を一番に考える。終末期に備えた準備も必要で、終末後の自分のケアとキャリアの見直しもしていく。

・介護者の覚悟と心構えについてのまとめ

受講者の声

・単語としては聞いたことがあったけれども、詳しい中身や違いを知らなかった部分がクリアになり、とても学びになりました。

・介護保険制度をはじめとした基本的な知識を非常にわかりやすくお話しいただきありがとうございます。制度を知り、活用することで介護をしながら自身の生活も大事にしていけると感じました。講座の後半部分は、もっと聴きたいと感じました。

・介護をする人の心構えが なんとなくわかってきました。資金のことや自分の仕事のことを考えたいと思います。

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電話番号:048-643-5816 ファックス:048-643-5801

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