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更新日付:2024年8月15日 / ページ番号:C046516
さいたま市では、6つの姉妹・友好都市の他に4つの海外都市と、分野を特定した国際交流や支援などを行っています。
交流の相手方の定義などにより「友好交流都市」などの名称で交流を行う場合もありますが、さいたま市ではこの4つの交流都市を「パートナーシップ都市」としています。
・ドイツ連邦共和国 マインツ市(2008年(平成20年)10月7日覚書締結) 地図
・ラオス人民民主共和国 ビエンチャン特別市
(2011年(平成23年)12月26日覚書締結、2016年(平成28年)12月26日覚書再締結) 地図
・大韓民国 水原(スウォン)市(2015年(平成27年)5月29日覚書締結) 地図
・ドイツ連邦共和国 ニュルンベルク市(2024年(令和6年)7月17日覚書締結) 地図
・ドイツ マインツ市
市の概要
マインツ市は、ラインラント=プファルツ州の州都です。ドイツ最大のワイン生産地域ラインヘッセンに位置しています。この他、さいたま市と同様にプロサッカーチームの拠点を有し、サッカー振興が盛んであることに加え、経済分野では、SHOTT(ショット)社をはじめ、世界的に有名なガラス光学機器の企業が存在しており、本市の産業との共通性も見られる都市です。
提携の経緯
さいたま市は、それまで姉妹・友好都市提携のなかったヨーロッパ地域での新たな交流先として、良好な治安、親日的な国民性、スポーツ交流の可能性等からドイツを対象国として検討を始めました。大使館等の協力を受け、グローバル企業であるSHOTT(ショット)社と取引のあるさいたま市企業が存在したことや、市民からもドイツとの交流を望む声が寄せられたことがきっかけとなり、マインツ市と調整を重ね、覚書を締結しました。
・ラオス国 ビエンチャン特別市
市の概要
ラオス国の首都であるビエンチャン特別市は、国際河川であるメコン川に面しており、その対岸にはタイを臨みます。南北に延びる国土の中部に位置する政治と経済の中心地であり、人口が増加し続けるラオス国において、特にその傾向が顕著であることから、水道を含めたインフラの整備が急務となっています。ラオス国へは日本企業の工場進出も増えており、平成27年には日本との国交が60周年を迎えるなど、近年注目を集めています。
提携の経緯
さいたま市水道局では、平成4年よりJICA(独立行政法人国際協力機構)との連携により、専門家派遣や研修員受入、さいたま市提案の草の根技術協力(地域提案型)を実施し、ラオスの都市水道に貢献してきました。
交流研修など独自の取組みも実施しており、平成23年12月に取り交わした覚書に基づき、JICAの技術協力プロジェクトへの協力や国際セミナーの開催などを行ってきましたが、5年間の有効期限を迎えたことから、平成28年12月に新たに覚書を締結し、両国の水道分野の更なる強化・発展に向けた取組みを継続しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
・韓国 水原(スウォン)市
市の概要
水原市は大韓民国北西部にあり、京畿道の道庁所在地です。ソウル特別市から30~40キロメートル圏内に位置し、世界文化遺産に登録されている「水原華城」があります。大企業の施設や工場等、多くの企業が立地する都市であり、プロサッカーチームの「水原三星ブルーウィングス」の他、野球やバレーボールのチームが本拠地を置くなど、スポーツも盛んな都市です。
提携の経緯
さいたま市と水原市は、人口規模、首都との位置関係が類似していることや、政策面で観光やスポーツ等の分野に重点的に取り組んでいるなど、共通する点が多くあります。
両市ともスポーツが盛んであり、特にサッカーの競技人口が多いということも共通しています。加えて、スポーツ以外でも民間交流が長く続いています。
このように両市は類似、共通する点が多く、交流実績もあったことから、第7回さいたまシティカップでの大宮アルディージャと水原三星ブルーウィングスの対戦を契機に、両市の交流に向けた協議を進め、覚書締結の運びとなりました。
・ドイツ ニュルンベルク市
市の概要
ニュルンベルク市はバイエルン州第2の都市であり、電気・電子機器を中心に、機械・金属・光学機器・化学など各種の工業が立地する「ニュルンベルク経済圏域」の中心都市です。ドイツ鉄道発祥の都市であり、本市に所在する鉄道博物館とニュルンベルク市に所在するDB博物館は姉妹館提携を結んでいるほか、プロサッカーチームの拠点を有するなど、本市との共通点が多い都市です。また、ニュルンベルク市で行われるクリスマスマーケットは世界一有名と言われています。
提携の経緯
さいたま市では、市内の中小企業の技術力強化と欧州高付加価値市場への販路開拓を目的として、2011年よりドイツとの交流を開始し、2014年にはドイツ・バイエルン州に拠点を置く産業クラスターとビジネス交流を行うことを目的とした覚書を締結しました。
2019年には両地域における連携の更なる活性化を目指し、ニュルンベルク市と経済連携に関する覚書を締結しました。以降も交流を継続した結果、経済連携に限らない幅広い分野での連携に関する機運が高まったことから、2024年の覚書更新に伴い、連携する分野をスポーツ、観光、文化及び脱炭素へと拡大しました。
経済局/商工観光部/観光国際課 国際化推進係
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