“絆”ミーティング(令和7年10月29日)
今回の“絆”ミーティングは、30歳代、40歳代の主査級職員を集めて開催しました。
開始にあたり、清水市長から、「より良いさいたま市となるため、市民が幸せになるだけではなくて、職員も幸せにできる職場にしていきたい。一緒にその実現を目指し、忌憚なく意見を交換する時間にしましょう。」とあいさつがありました。

今までの仕事で学んだこと、自分の仕事が市民のためになったと思えた経験
ミーティングのテーマは、前回から引き続き、『今までの仕事で学んだこと、自分の仕事が市民のためになったと思えた経験』としました。
ミーティングの場では、参加者から、様々な経験を踏まえたエピソードが語られました。
- 業務を行うにあたっては、「木を見て森を見ず」にならないように、関連する制度の本質、根幹を理解した上で行う必要があることを学んだ。
- 対話を継続して積み重ねていくことで心が通っていくという経験を経て、コミュニケーションの大切さを学んだ。
- IT化や効率化が求められているが、相手のことを理解することは人間しかできないことだと思う。普段から意識するよう心掛けている。
- 事業を行う中で、賛成される方がいる一方で、反対される方もいる。その調整は非常に難しいが、お礼を言っていただけたときは仕事のやりがいを感じることができた。
- 資料は伝える内容や、伝える相手のことを考えて作成することが重要だということを学んだ。
- 仕事を依頼する際、相手が働きやすくなるようしっかり準備、調整をした。「仕事がしやすかったよ」という言葉をいただいたときは充実感を得ることができた。
- 自分が当たり前にこうした方が良いと思うことを相手に押し付けてはいけないということを学んだ。人それぞれの考え方を尊重する関わりを大切にするようになった。
- 仕事はひとりではできないなと感じる機会がたくさんあった。良い仕事ができる組織は、人を大事にできる組織だと思う。自分も周りの仲間を大事にしていきたいと考えている。
- 自分が学ぶだけでは組織の成長に大きくは貢献できないため、学んだ知識は他の職員と共有し、組織にできるだけ還元するようにしている。
- 周りの人との協力体制が取れないと、ひとりで仕事をすることになってしまい、気持ちが沈んでしまう。人とのつながりが大事だと思う。
- 仕事をしていて辛いときはあるが、同僚や上司からねぎらいの言葉をいただけると、また頑張ろうという気持ちになれる。
- 自分の業務に直接は関係ないものであったとしても、職員同士で助け合うことの大切さを実感した経験がある。困っている職員がいるときはできるだけ力になれるよう今も心掛けている。

意見交換を終えて
市長
本日、皆さんから学んだこと、経験してきたことを聞いて、どんなことが職員のモチベーションになって、また、どんなことで職員が悩んでしまうのか知ることができました。
やはり孤立してしまうと心が沈んでしまいやすくなること、一声かけるだけでもかけられた人にとっては大きな支えになるということを改めて確認することができました。
今日集まっていただいたみなさんは主査ですので、それぞれの職場ではリーダーの役割も担っていると思います。
ぜひ若手職員等、同僚に声をかけ、働きやすい職場づくりに努めていただければと思います。

最後の記念撮影。笑顔が絶えないミーティングになりました。
終了後のアンケート
アンケートでは、参加者から以下のような声が寄せられました。
- 直接市長や同世代の職員と話す機会はよい経験となりました。前向きな発言が多かったため、自分も今まで以上に頑張ろうと思いました。
- 市長の想いや人柄に触れることができ、距離が縮まったように感じました。また、職員一人ひとりの声に耳を傾けてくださる姿勢に、仕事へのモチベーション、市政への貢献意識が高まりました。
- 車座集会に参加したことで、市長の職員に対する期待や同年代の職員が持つ悩みなどを深く知ることができ、業務への取り組み方がより前向きになりました。
- 職場でのコミュニケーションを大切にし、職員がひとりで仕事や悩みを抱え込むことが無いよう、風通しの良い環境作りに取り組んでいきたいと感じました。
今回の“絆”ミーティング を通じて、市長の職員に対する想いを改めて感じ取るとともに、より良い職場づくりに対する意識を高めることができたようです。
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