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更新日付:2025年10月2日 / ページ番号:C124643

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(令和7年9月12日)

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 今回の“絆”ミーティングでは、区役所に所属する主任級職員を集めて、『今までの仕事で学んだこと、自分の仕事が市民のためになったと思えた経験』をテーマに開催しました。
 はじめに清水市長から、「市民も、職員も幸せにするというウェルビーイング経営を目指しており、どうしたら職員の皆さんがいきいきと、幸せに働くことができるのか、意見交換していきましょう。」とあいさつがありました。

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今までの仕事で学んだこと

 1つ目のテーマでは、市民に身近な区役所で働く職員から、各部署での窓口対応や職場でのコミュニケーションなど、様々な経験が語られました。

  • 窓口では、お年寄りの方、障害のある方、小さいお子さんがいる方の対応が多い。説明する際は、わかりやすい言葉を使用したり、説明用紙などを見せたりして、説明をしている。
  • 市民の方が何を知りたがっているかしっかり聞いて、ニーズに合わせた説明をするように心がけている。
  • 職員の立場として伝えなくてはならないことはたくさんあるが、それだけ伝えようとしても伝わらないことがある。相手のためにどうしたらよいか、ということを考えることが大事だと思った。
  • 自分の部署の担当業務でないことを聞かれた際に、他の職員と協力して所管する部署を探して案内するようにしている。また、相手の説明をよく聞き、自分の部署でもできることはないか考えるようにしている。
  • 初めて配属になった部署で、窓口での先輩方の対応方法や話し方、情報提供の仕方を見ていく中で、自分に合ったものを選び、1か月後くらいにはスムーズに窓口対応ができるようになった。
  • 普段、他の係員に自分から話しかけて会話をするようにしている。会話をすることで、次はこうしてみよう、これはやった方がいいのかな、とお互いの気付きにもなる。
  • 先輩と一緒に現場に行った際に、先輩と業者さんのやりとりを見ていたところ、先輩は、業者さんとのコミュニケーションを通じて業務の知識を深めていた。先輩と現場に行くことで、先輩のコミュニケーションの取り方を学ぶことができた。

自分の仕事が市民のためになったと思えた経験

 2つ目のテーマとして、仕事を通じて市民のためになったと思えた経験について、皆さんで話し合いました。

  • 保育園の入所手続きを担当していたときに、どのような保育園を選んだらよいか悩んでいる保護者に対して、その人にピッタリの保育園を見つけ出すことができ、すごく喜んでもらえた。
  • 区民課の一部の業務は来庁しなくてもできるので、その手続きはオンラインでできますよ、郵送でできますよ、と電話で説明して、「それは助かった」と言われた時は市民の役に立っていると思った。
  • 保健所でがん検診の業務を担当していたときに、あまり検診を受けたことがない方に、がん検診受けませんかというハガキを送る業務をしていたことがあった。それを見てがん検診を受けた方からお手紙が届き、今までがん検診を受けたことがなかったが、「今回受診したことで、幸いにも早期にがんを発見することができた。市の事業のお陰です、ありがとうございました。」というお手紙をいただいたときは、やってよかったと思った。
  • 市民の方の対応をすることが多い部署で、お礼を言っていただけることもあり、やりがいを感じている。窓口に来た方の状況を聞いて、説明することで、「助かった」、「ありがとう」と言われるととても嬉しい。
  • 自分の部署の担当業務でないことも、複数の職員で協力して内容を調べて、市民の方に案内している。そうすることで、市民の方に喜んでもらえた。 

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意見交換を終えて

市長
 区役所窓口の令和6年度、令和5年度の満足度が97%を超えるという数字になっているのは、皆さんが、1個1個の相談や問い合わせに対して、きちんと対応してくださっているということが根本にあるということを感じました。さいたま市職員は「市民のしあわせコーディネーター」であり、特に区役所で働いている皆さんは、一番市民に身近であり、市民サービスに直結する仕事をしています。皆さんが日頃どういう仕事をするかで、市民の皆さんが幸せになったり、色々課題を乗り越えることが出来たり、ということにつながっていると思います。今日来ていただいた皆さん、それぞれ仕事そのものは違いますが、市民の幸せを実現するために、日々、仕事をしているということだけは忘れないでください。
 また、私は、仕事はなるべく楽しんですることにしています。言われて仕方なくする仕事は、一番つまらないと思います。それぞれの仕事の中で、楽しいことを見つけたり、目標を見つけたりしていくことで、働きがいにつながっていきます。さらに、日々、皆さんが従事している仕事によって、たくさんの市民の皆さんが幸せになっている、ということは間違いないと思います。是非、これからも頑張ってほしいと思います。

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主任級の皆さんのこれからの活躍に期待を込めてガッツポーズしました。

終了後のアンケート
 「区役所は市民に一番近い場所で市民の満足度に直結するということを再認識できました。」、「日常的に取り組んでいる業務であっても、市民の方にとっては印象に残る大切な一回になる可能性があることを改めて認識しました。」、「担当外のことを聞かれることが多々あるものの、相談に乗ることを意識されていることを聞き、今後も一層市民に寄り添えるように意識や知識を高めようと思えました。」、「市長の想いを間近で感じて、他区の職員の話なども聞いて、市民に対して今まで以上に丁寧に話を聞くように意識が変わりました。」などの意見が出ました。今回の“絆”ミーティング を通じて、職場での市民対応の大切さを再認識したようでした。

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