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更新日付:2025年3月3日 / ページ番号:C119575

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(令和7年1月24日)

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 今回の“絆”ミーティングでは、主査級職員を集めて、『今までの仕事で学んだこと、主査 になってどのように仕事に向き合うか』をテーマに開催しました。

 はじめに清水市長から、「今年度2回目の車座集会開催となりました。市民も、職員も幸せにするというウェルビーイング経営を目指しており、職員一人ひとりが夢や目標を描きながら働きがいがある職場にしていきたいと考えています。」とあいさつがありました。

冒頭

主査 になってどのように仕事に向き合うか

  • 公務員は業務の幅が広いため、視野が広がった。様々な環境で働いている職員がいる中で、少しでも働きやすい環境にできるように日々取り組んでいる。
  • 前例のない仕事に取り組んだ時は苦労もあったが、乗り越えられた今、振り返ってみると、やりがいのある仕事だった。大変だったからこそ、多くの仲間も得ることもできた。自分の経験からすると、やりがいを得るには多少の苦労が必要なのかもしれない。
  • コミュニケーション能力や傾聴力・共感力の大切さを感じている。主査となって、係や課を俯瞰しながら、後輩のサポートにも取り組んでいる。
  • 入庁後に担当した業務は専門職として想像していた業務とは異なっていたが、様々な部門と協力して進める中で、仕事は一人で行うものではないのだと強く感じている。
  • 民間企業で働いていた経験があったため、入庁後は民間企業と行政とのギャップに驚いた。異動をして仕事が変わっても、それまでの経験を生かせることがある。主査になって、後輩に仕事を任せることも多くなってきた。その中で後輩がどの程度仕事を行えるかを考えながら、困っている場合は適宜フォローするようにしている。
  • 窓口業務と本庁業務の両方を経験する中で、調整力や知識を得ることができた。日々チームワークを大切にしている。
  • 今の仕事では、さいたま市の良さをアピールする機会があり、現場業務以外にもやりがいを感じている。
  • 市民、庁内関係課、業者との関わりを経験し、一辺倒の対応ではうまくいかないことを学んだ。相手の立場に立った対応が重要と感じている。業者対応を通して施主である市民を相手にしているという認識も持つようにしている。また、対応時は笑顔を忘れないようにしている。
  • 土木職として、工事に携わってきた。難工事に対しても積極的に手を上げ、上司や先輩からも背中を押してもらってきた。主査として、技術をつないでいくためにOJT※を積極的に実施している。

※OJTとは、「On the Job Training」の略で、「職場において職員が互いに学び合いや指導を行うもの」をいいます。
 

後輩育成として取り組んでいること

市長 後輩指導をする中で、苦労しているところや課題はありますか。また、世代間のギャップを感じることはありますか。

  • 自分の新人の時とは時代も変わっているため、仕事の基本もそうですが、いわゆる社会人の基本的な動き方の伝え方に悩むことがあります。
  • 入庁前に抱いている公務員のイメージと現実のギャップに驚き、モチベーションを下げてしまう新人が多くいるように感じています。

市長  自分が新人だったころとの違いはありますか。

  • 総じて優しすぎる人が多いように感じています。 経験が浅いからということもあるでしょうが、 言うべきことを言わなければならない場面で、言葉が出てこない場面がよく見受けられます。

市長  どのようなことを意識しながら後輩育成に取り組んでいますか。

  • 新人の中にはデジタル分野に強い人や、感性が柔軟な人が多いので、すごいと思ったところは積極的に褒めるようにしています。
  • 外部の人に説明しなければならない場面では、窓口に同席して、やり方を間近で見てもらうようにしています。
  • 窓口で困っている様子が見受けられる時は、自分から声をかけるようにしています。
  • コミュニケーションの取り方として、自分が新人時代にこうしてほしかったというやり方を実践するようにしています。また、自分の弱さを出すなど、話しやすい雰囲気づくりを心掛けています。

話を聞いている様子1. 話を聞いている様子4. 

意見交換を終えて


市長 
 皆さんがどのような感覚で仕事をされているのかについて聞くことができました。モチベーションを保つことはすごく難しいことだと思います。仕事が終わった後の達成感は私も大切に思っていて、それがやりがいにつながっていくと思います。
 公務員の仕事というのは、ルーティン化された仕事も多いですが、その仕事の大切さや意味を、ぜひ職員の皆さんに感じてほしいです。それが達成感や充実感につながっていきます。職員の皆さんが改めて仕事の意味を意識したうえで、取り組むことが重要です。職員の一つひとつの言葉や態度、対応の仕方、または姿勢が市民の皆さんにとっては、 すごく大きな力になり、幸せにつながるのだと思います。
 日々忙しいと、時間に追われて、だんだん仕事の意味を忘れてしまい、目の前にあることだけに取り組むということもあるかもしれません。毎日でなくてもよいので、自分たちがやっている仕事がどういう意味を持っているのかということを、改めて意識してください。そうすることで、大変な仕事もきっと乗り越えられるのではないかと思います。
 ぜひこれからも自信と誇りを持って、取り組んでください。

集合写真

終了後のアンケート
「他の職員の今までの経験や後輩への対応方法など、とてもためになる話を聞くことができた。」「自分のこれまでを振り返ることができた。また、後輩や新人への育成指導についてどのように行っていくべきかについて意見を伺い、自分としても主査としても意識していくことが明確になった。」などの意見が出ました。主査として、働きがいについて理解を深める時間にもなったようです。

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