“絆”現場訪問(9月25日 小川游氏のアトリエ)
浦和区瀬ケ崎にある小川游さんのアトリエを訪問しました。
「鎌倉文士に浦和画家」といわれるように、本市では昔から多くの文化人が住んでいます。小川游さんは、その中でも、長年にわたり洋画家としてご活躍されており、貴重なお話をお伺いできました。アトリエでは、飾られている絵や画集を拝見し、雄大な自然をテーマにした絵には心が癒されました。
小川さんは、全国約500名もの会員等で構成する絵画団体「一水会」の代表を務められており、絵画を通じた文化芸術の振興に力を注いでいます。東日本大震災の際には、会員に描いてもらった色紙を売り、全額を寄附されたとのことで、その熱心な活動に感銘を受けました。
また、毎年10月に開催される「さいたま市美術展覧会」の運営委員長として、政令指定都市さいたま市にふさわしい展覧会の実現のため尽力いただいておりますが、最近、若い世代が公募展離れの傾向にあることを危惧されており、様々な方法で若手育成に取り組んでいるとのことでした。
こうした地域の芸術家の方々の活動が、本市が目指す生き生きと心豊かに暮らせる文化芸術都市創造には欠かせないと感じた訪問でした。
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