“絆”現場訪問(9月24日 株式会社氷川ブリュワリー 氷川の杜)
「さいたま市ニュービジネス大賞2013」コミュニティビジネス賞受賞者の「株式会社氷川ブリュワリー」が、大宮駅東口に開店した「氷川の杜」を訪問しました。
このお店は、醸造所と店舗を兼ねていて、8月に地ビールを初蔵出ししたそうです。
創業した菊池さんは、地元さいたまの土産品を選ぶとき、代表するものがすぐに思い浮かばないことに悔しい思いをしてきたこと、また、駅前の大きな商業施設が撤退したことをきっかけに、どうしたら地域を活性化できるかと話し合い、地ビールによる地域コミュニティの創出に思い至りました。地元を愛して応援するために、脱サラして、市内初のブリュワリーを創設、地ビールの製造販売を始められました。
さいたま市の魅力的な観光地をイメージし、地元スポーツチームを応援するビールを作り、更に今後は、近郊農家で採れる野菜や特産品を使用したビールを作ることも検討しているそうです。製造メーカーの元技術者の経験を活かして、温度・湿度の管理など微妙な環境変化に対応しつつ、安定的に製造し続ける追求ができたのだと感心しています。
受賞がきっかけで様々なメディアにも掲載されていて、この地ビールが、さいたま市で一番人気の土産品とイメージされるようになることを期待しています。私も4種類のビールを飲み比べてみましたが、どれもおいしい!と感じました。
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