“絆”現場訪問(7月26日 大宮南部浄化センター)
公共下水道が整備されていない地域の、し尿や浄化槽の汚泥などを処理している大宮南部浄化センターを訪問しました。
市内では、この施設とクリーンセンター西堀の2か所で市内のし尿等の処理を行っています。
1日に約80台のバキュームカーが、し尿、浄化槽の汚泥、家庭雑排水などを搬入します。搬入された汚泥などは、トイレットペーパーなどを取り除き、脱水されて、1日約7トンの廃棄物となります。このうち、約6トンは西部環境センターで焼却処理され、残りの1トンは、焼却処理を減らすために、堆肥化施設で堆肥となり、販売されています。なお、ここで作られた堆肥は市民にたいへん好評です。

また、脱水された水分は、十分に浄化され、芝川に放流されています。ここ大宮南部浄化センターでは、周辺の環境に配慮するだけではなく、見沼の自然を再現した自然庭園を設け、環境に関係する情報を集めたビデオコーナーや図書館も設置しています。市民の皆さんにもっと活用していただけるよう工夫をしていきたいと思います。
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