“絆”現場訪問(8月9日 水道総合センター 防災倉庫)
災害時に水道局の活動拠点となる水道総合センターを訪問し、その1階と地下1階にある復旧資機材等を保管する防災倉庫と非常災害用井戸を視察しました。
災害時の一時的な給水の方法としては、避難場所となる公立の学校、公園などに設置した災害用の貯水タンクや非常災害用井戸を使用します。そして、できるだけ早く復旧できるように、この防災倉庫に資機材を備蓄しています。
貯水タンクや井戸の水には限りがあり、また、水道管等のダメージが大きいほど、復旧には時間を要すると職員から説明を受けました。普段から各家庭で、水の汲み置きをするなど、自分たちでできることへの取り組みも必要であると感じました。
水道水は、私たちの生活に欠かすことのできない大切なライフラインです。災害時においても、その供給が途絶えないようにしなければなりません。
今回の現場訪問では、どうしても水道水を市内各所に送ることができなくなってしまったときに、市民の生活や生命を守るための備えを直接確認することができました。災害時の被害は予想を上回ることもあります。行政も市民も、日ごろから防災意識を持って行動することが、被害を最小に抑えるために大切なことであることを認識しました。
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