“絆”現場訪問（1月30日 八王子保育園）

　真冬の寒さを身にしみて感じたこの日、本市中央区にある八王子保育園を訪問しました。

　園内を元気に駆けまわる子どもや、ピアニカの演奏を楽しむ子どもたちと一緒に過ごしていると、外の寒さを忘れてしまいそうでした。

　この日、私は保育士さんの子どもたちに対する厳しくも温かい対応に感心しました。

　椅子取りゲームをしている子どもたちの部屋に私が入った時、強引に椅子を取った子ども対して、自分から椅子を譲るように保育士が話をしている場面に出くわしました。

　数分間のやり取りがあり、私は保育士の指導に従って潔く椅子を譲った子どもに近づき「よくやった。格好よかったぞ」と、耳元で私がささやくと、ちょっと照れくさそうにしていました。

　時として、厳しさの中に優しさが溢れていることがあります。

　愛情を持って接すれば、必ず子どもたちに伝わるものだと思います。