“絆”現場訪問(6月15日 鈴木酒造)
明治4年に創業の岩槻区にある鈴木酒造を訪問しました。
利根川水系である綾瀬川と元荒川に挟まれた岩槻周辺は、江戸時代から酒造りが行われてきました。鈴木酒造で140年以上受け継がれてきた看板酒「大手門」は、さいたま市推奨土産品として認定されています。
訪問時は、時期的に酒造りは行われていませんでしたが、製造工場内を歩きながら、代表取締役である鈴木徹さんから、鈴木酒造の成り立ちや日本酒造り、市内4酒造の取り組み、岩槻区の伝統・文化、景観などについて説明を受けました。職人の方が使う大きな樽や桶を目の前にすると、仕込みの風景が目に浮かんでくるようでした。
また、併設の酒蔵資料館では、近年ではあまり見ることのできない古くから伝わる酒造りの歴史的資料・道具の数々を後世に伝えるべく展示しており、資料館の貴重性について認識しました。
鈴木酒造は平成20年度に、さいたま市の伝統産業事業所に指定しています。今後も、酒造りの歴史と伝統を継承していくことが重要であり、本市の貴重な地域資源としてPRし、観光客を誘致して地域経済の活性化も図ってまいりたいと考えています。
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